東北おすすめの  (10温泉)


○ 塩化物泉とは

塩素イオンを多く含む食塩泉で、日本で一番多い泉質。湯上がりに塩分が肌に残り、発汗を抑える効果があるので(実際はすごく発汗するのだが)体が温まるという特徴がある。塩化ナトリウムの成分が1kg1500mg以上含むものを強食塩泉,500mgに満たないものを弱食塩泉という。よく温まる事から、慢性関節リウマチ、腰痛、神経痛などに効く。


西山温泉(福島県柳津町)山奥に滾々と湧き続ける硫黄臭がある食塩泉

西山温泉 老沢温泉旅館 階段をひたすら下っていった先にある混浴浴室。その奥になぜか神社がある。湯に浸かりながら参拝が可能。雰囲気もお湯も絶品。
西山温泉 旅館 新湯 女湯が昔ながらの浴室(独自源泉)で下へ下へ下る。男湯は新しいもので荒湯源泉を利用している。日帰りは結構断られることが多い。
       

板柳町温泉群(青森県板柳町)それぞれが微アブラ臭を放つ素晴らしい温泉たち

三千石温泉 三千石浴場 廃業 彗星のごとく現れた板柳町最後の温泉銭湯。泡付きの甚大さとかけ流し量は他に追従を許さないすばらしさ。営業時間が短いのが特徴。
掛落林温泉 あすなろ温泉 ヒノキ系アブラ臭の聖地。内湯<露天<家族風呂とアブラ臭が増大する。日帰りでもぜひ家族風呂で満喫してほしいお湯。
       

強首温泉(秋田県大仙市)薬系アブラ臭が香ばしい濃厚食塩泉の鄙び温泉地

強首温泉 樅峰苑 強首温泉から離れた場所にある旅館。建物が重要文化財に指定されており趣がある。お湯は薬系臭素臭が香り,トロトロで濃厚。宿泊してみたい。
強首温泉 おも観荘 強首温泉にある3つの旅館の中で一番湯の使い方が上手。濃厚な食塩泉に浸かりながらゆったりすると間違いなくノックアウトされる。
       

温湯温泉(青森県黒石市)共同浴場を囲むように客舎が立ち並ぶ昔ながらの湯治街

温湯温泉 飯塚客舎 温湯温泉にある昔ながらの客舎だが,平成になって新たに内湯を備えた。総ヒバ造りの湯小屋にゴムのようなアブラ硫黄臭が漂う。
温湯温泉 利兵衛客舎 貸切浴室が1つだけのシンプルな客舎。温湯長槽源泉を一番丁寧にお客さんに提供している内湯旅館。香りのゴム系硫黄臭がすばらしい。
       

東根温泉(山形県東根市)田園地帯に湧く茶褐色透明で微硫黄臭がある熱々食塩泉

東根温泉 公衆浴場 いしの湯 一般の民家で運営する公衆浴場で,非常に狭い浴室。鶯色透明で白い湯花がたくさん舞っている。硫黄臭もあり,心地よいです。
東根温泉 旅館 たかはし 小さめ浴槽で東根温泉のお湯をじっくり味わうことができる。小綺麗な旅館で,日帰り入浴も丁寧に対応してくれる。
東根温泉 旅館 松乃湯 東根温泉でアブラ臭を感じることができる旅館。円形浴槽にレトロなガラス壁が不思議な雰囲気を出している。時間不定期につき日帰りの際は注意が必要。
東根温泉 不二乃湯 日帰り不可の旅館で,湯めぐり季という湯巡り手形でのみ味わえる。硫黄臭のプーンと香る小さな浴槽と混浴大浴場あり。
 

男鹿温泉(秋田県男鹿市)男鹿半島に湧く個性有る食塩泉群  

男鹿温泉 元湯 雄山閣 男鹿温泉の中で有名な自噴間欠泉をそのまま注がせている旅館。なまはげの口から不定期に噴出するお湯が新鮮ですばらしい。黄土色濁り泉。
 

永岡温泉(岩手県金ヶ崎町)びっくりするほど泡がつく岩手内陸にある驚異の食塩泉  

永岡温泉 夢の湯 金ヶ崎のゴルフ場横にある温泉施設。塩味がするお湯には尋常じゃない量の泡が舞っていて,払っても払っても体中が泡だらけになる。北東北では間違いなく泡つきNo1だろう。
 

梅沢温泉(青森県鶴田町)茶褐色透明で濃厚なお湯は本気で効く療養泉

松倉温泉 民宿梅沢温泉 民宿の別棟に湯小屋があり,200円で解放している。茶褐色のお湯は独特のとろみがあり,体に良く効く。個人的に認めている本物療養泉。
 

鹿角大湯温泉(秋田県鹿角市)十和田湖の南に位置する昔ながらの小さな温泉街 

大湯温泉 いずみ荘 大湯温泉の中で一番上流に位置する。源泉からははっきりと硫黄臭が感じられ,カランをひねると硫黄味がするお湯を楽しめる。ここは良いです。
大湯温泉 白山荘 アパートの地下にある温泉。夏はダイレクトで源泉を注ぐため熱すぎ加水が必要。冬は床暖房でバイパスしたものが注がれるため源泉100%になる。よって冬がオススメ。
大湯温泉 荒瀬の湯浴場 4つある公衆浴場の中ではダントツのすばらしさ。足下自噴で若干硫黄臭があるお湯でかなり熱め。120円という驚異のコストパフォーマンスも魅力。
       

小野川温泉(山形県米沢市)硫黄の香りがプーンと香るやわらかい硫黄食塩泉  

小野川温泉 扇屋旅館 小野川温泉尼湯共同浴場のすぐ横にある歴史的建造物の旅館。日帰り入浴を受け入れてくれるが、それ以上に宿泊で部屋風呂を満喫するのがお勧め。
小野川温泉 うめや旅館 言わずと知れた熱交換で加水をしていない温泉旅館。今は温めの源泉もあるためあまりその価値は重宝されないが湯遣いは温泉街で一番良い。
小野川温泉 小野川保養センター 小野川温泉の奥にある福祉系の温泉。それでありながら湯治客は宿泊も可能らしい。家族風呂、男湯、女湯と並び、どこもフレッシュな小野川のお湯がかけ流し。