東根温泉(Higashine Spa)   


施設名 公衆浴場いしの湯
場 所 山形県東根市温泉町1丁目
源泉名 東根温泉組合15号源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
温 度 51.6℃ pH 8.2 溶存成分総計 1,929mg/kg
(Cl 349mg SO4 187mg HCO3 145mg)
お湯の様子 茶褐色透明,あつめ,硫黄臭,かけ流し,湯花が大量に舞う
料 金 150円 営業時間 9:00〜20:00

 国道13号線から東根温泉街方向に折れ、温泉街を通り抜け、甑岳方面へ向かった外れにある。一見民家なので「え?これが公衆浴場ですか?」と思えるが、しっかりした温泉。

 扉をくぐると普通の民家の玄関で、左は庶民の生活。(ぜったいにのぞいたり立ち入っては行けません)右へ行くと風呂場へ行く。風呂場の正面にトイレ。奥に休憩所がある。浴室は狭め。熱めの源泉がそのまま東根方式(浸透式)で注がれる。熱すぎるため、ホースをバイパスにして源泉をそのまま捨てて温度を調節する。茶褐色透明で 若干硫黄臭がある熱い風呂は体にじんわりとしみこむ。消しゴムのカス状の湯花が浴槽内をふわふわ舞う。厚生会館とほぼ同じ系統の熱さを感じる事ができ、こじんまりした雰囲気を味わえる。

H13/3/22


 よく利用していたのだがいつも混んでいて満足な映像をとれずにいたいしの湯でしたが、ついに神降臨の時がやってきました。真夏の暑い日にまさかの貸し切りでした。しかも熱い湯を覚悟していたのですが…、いつものホースが2本とも廃湯のほうに向かっていて、しばらく源泉を注がせていない状態が続いていたらしく…、加水なしでまさかの40℃でした。こんないしの湯に浸かることができるなんてラッキー以外の何者にもありません。予定していた時間を大幅にオーバーし、1時間以上一人で貸し切りました。最後は源泉を追加投入して、温度を2℃ほど上げてから上がりました。次の人、ごめんなさい<(_ _)>。

H26/8/13 


   
こちら貸し切り状態のいしの湯。奇跡のショットです。   2本とも廃湯だったので、源泉を注がせないままでした。   本来はこちらの穴からしみ出してきます。

  
源泉升を上から見た図。この後、ホース1本を投入しました。    男女境目にある源泉投入口。   捨てられていく源泉廃湯。この量で湯温を調整します。