東根温泉(Higashine Spa)   


施設名 旅館 松乃湯
場 所 山形県東根市温泉町1丁目
源泉名 東根温泉組合17号源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹・食塩泉)
温 度 54.2℃ pH 7.8 溶存成分総計 968mg/kg
お湯の様子 茶褐色透明,弱アブラ臭,かけ流し,茶褐色湯花
料 金 300円 営業時間 要相談

 東根温泉さくら湯の裏にある目立たないこぢんまりした旅館。男女別のお風呂が1つずつある。

 浴室に入る入口は2重扉になっていて,湯気が脱衣所へこもらない仕組み。浴室内に浴槽は丸い形のものが一つ。それに底付近からじわじわと熱い源泉が加えられ,かけ流されている。ホースから注がれるお湯は底の源泉よりも温い。このお湯は微妙ながらもアブラ臭を感じることができ,茶褐色の湯花も舞っている。お湯の良さが肌に染みこむ良い湯である。男女の浴室を仕切っているモザイクガラスもハイカラで,センスを感じさせる。ここは時間が止まったような感じができ,ゆっくり浸かりたい人にお勧めです。東根温泉の中でもアブラ臭が濃いと言われる源泉だが,まだ未確認なので,東根の17号源泉を他に引いているところと比べてみたい。

H17/12/30

  
円形浴槽。浴槽の底付近から静かに注がれる。   カラフルな仕切ガラス。小さな浴槽に小さな浴室。


 ゴールデンウィークの真っ最中,旅の疲れをのんびりと過ごしたいという気分になり,久々に松ノ湯を訪れてみました。夕方の時間帯にもかかわらず貸切で1時間近くのんびりと過ごさせていただきました。
 今回のお湯はアブラ臭は薄めで,石膏臭が濃いめに香っていました。ビリッと熱めのお湯が心地良く,熱い湯に浸かっては上がって汗を出し,また熱い湯に浸かる,ということを繰り返し湯浴みしました。鮮度抜群,ビリッと熱めの東根温泉は本当に最高ですね。

H22/5/2

  
誰も利用していない美しい浴槽。        浴槽の底近くの側面にある熱々湯が注がれる湯口。    美しく溢れゆく茶褐色の湯。贅沢です。


 あまり気にしていなかったのですが、改めて分析表を見てみると「東根温泉19号源泉」にチェンジしていました。以前よりもアブラ臭が濃くなったように思えます。やはり松の湯というだけあって、松の臭いに近いアブラ臭は必須なんでしょうか?ここの旅館はお湯遣いを裏切らないので大好きです。

H24/12/31