男鹿温泉(Oga Spa) 


施設名 湯元 雄山閣
場 所 秋田県男鹿市
源泉名 男鹿温泉2号井戸
泉 質 ナトリウムー塩化物泉
温 度 53.3℃ pH 7.1 溶存成分総計 6,172mg/kg
お湯の様子 黄土色白濁,塩味,やや熱め,かけ流し,間欠泉で源泉投入
料 金 600円 営業時間

 秋田県男鹿市にある老舗の温泉旅館。男鹿温泉郷の入り口付近にあり,大きな佇まいなのでわかりやすい。 昭和初期に起きた男鹿地震の際,敷地内にお湯が自噴して池になるほどたまり,そこから今に至るという由緒正しき独自源泉を持つ宿。

 浴室は源泉に近い方へ向かっていくため,階段を下る。(健康階段と名付けられていた)
 お湯は内湯が1,露天が1ある。どちらもなまはげのお面が飾ってあり,内湯にあるお面の口からは勢いよく源泉が飛び出す。これが間欠泉のため,いつ吹き出てくるかわからないというスリリングな楽しみもある。露天にももちろん間欠泉がある。お湯は黄土色で濁りがあり,塩味を感じる力強いお湯で,浴槽の縁に厚く堆積物がつもるくらい濃い 。浴槽の底には泥になった湯花が沈んでいて,溶存成分がそのまま体にじっくり染みこんでくる感じがする。 これはかなり気持ちがよいお湯です。ふつうの食塩泉よりももっと何か複雑な成分が絡んでいるような感じがする名湯である。脱衣所にあるパイプの見本を見ると,このお湯の濃さが伺える。ここはぜひみなさんに訪れてもらいたい です。    

H16/2/14


  
内湯浴槽。こちらがやや熱め。        源泉投入口は間欠泉でなまはげの口から噴射。    その先がこんなに盛り上がっています。

  
こちらが女湯の緑なまはげ。やはり怖いです。  男湯露天の図。中央になまはげ。パイプからは間欠泉。    なまはげは内湯より怖い顔。

  
露天風呂の湯口。これもまた間欠泉。      露天の縁の年輪。湯の成分のすごさを語る。    最近書かれたらしい壁画。ちょっとシュール。

 
これが交換した後の源泉パイプ。すごい年輪です。   雄山閣前は巨大なまはげが出迎える。