八竜砂丘温泉(Hachiryu Sakyu Spa) 


施設名 砂丘温泉 ゆめろん
場 所 秋田県三種町八竜大口字上ノ沢
源泉名 八竜砂丘温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物強塩泉
温 度 32.0℃ pH 溶存成分総計 26,240mg/kg
(Na 9410mg, Cl 14800mg, Br 82mg, I 44mg)
お湯の様子 オレンジ褐色透明,濃塩味,臭素臭+温泉臭,循環利用
料 金 300円 営業時間 6:00〜22:00

 国道101号からちょっと海の方向へ進んだ場所にある公共施設。日帰り入浴以外に、宿泊もイベントもできる。グランドゴルフ場のゆめっぴい、老人福祉施設も併設している。ゆめろんの左側に銀色のメロンを象った不思議な建造物がある。こちらはメロンホールといってイベントやカラオケができるような設備だ。浴室は2階にある。

 この日の記念すべき1湯めなので、夜の汗をしっかり流し、ゆったり浸かろうと思って浴室に入った。奥に広がる主浴槽には鮮やかなオレンジ色透明のお湯が張られている。消毒臭などもなく、ほんわりと臭素臭と温泉臭が香る。かけ湯をし、まずは主浴槽に入ってみた。ふぅ、やはり朝一番のお湯は気持ちが良い。体の疲れが一気にとれるような感じだ。お湯を口に含んでみると、強烈に塩辛いのがわかる。そうだ、そういえばここは塩化物強塩泉だったんだ。大切なことを思い出したが、喜んでいる体を止めるわけにはいかず…、このお湯に出たり入ったりを繰り返しながら30分近くお湯を楽しんでしまった。真夏の塩化物強塩泉。今まで避けていた禁じ手ですが、なかなか良いではないですか。そう思った瞬間、数泉モードにスイッチが入り、そのまま日本海沿岸を数泉しようというルート策定が始まったのです。
 ここからハズレ無しの6連続塩化物強塩泉の旅が始まります。ちょっとだけ入るのではなく、しっかりお湯を楽しみながらの強塩泉ツアーです。人間…やればできるんですね。

H22/8/13


  
こちらが主浴槽。広めで適温のお湯。メロンの果肉のようにオレンジ色に輝く。湯口からドバドバ注ぐ。    こちらが温湯浴槽。ある意味気持ち良い