白布温泉（Shirabu Spa）  　

施設名	中屋別館 不動閣
場　所	山形県米沢市大字関字石切
源泉名	白布温泉１号，２号，３号源泉
泉　質	ｶﾙｼｳﾑ-硫酸塩泉（石膏泉）
温　度	56.8℃	ｐH	7.5	溶存成分総計	1,250mg/kg
お湯の様子	無色透明，弱海臭，適温，かけ流し，加水あり，白い湯花
料　金	湯巡り独楽 を利用	営業時間		11:00〜17:00

米沢市笹野地区の奥，西吾妻スカイバレーの入口付近に位置する白布温泉の中で比較的古い旅館。もともと中屋には本館があったが数年前に火災で焼失したため，今ではこの別館しか営業をしていない。男女別の内湯と男女別の露天風呂がそれぞれ違う場所にある。 　内湯は「オリンピック風呂」と名付けられており，内湯へ向かう途中にオリンピックを象った風呂への案内板や，東京オリンピックで実際に使われた聖火台（白布の石を使ったために県から使用後に譲り受けたもの）までおかれている。東京オリンピック当時の写真や活躍の様子などが博物館のように展示されている。何があるんだろうと全く予測ができないまま浴室に行くと笑いが止まらないような出来事が待っていた。 　内湯の浴槽がナガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいんです。幅は２ｍ位なのですが，長さが２５ｍあります。まさしくこれはプールです。泳げと言わんばかりの浴槽に白布温泉で使われている共同源泉がこれまたナガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいパイプから注がれているのです。当然白布特有のタマゴスープのような湯花も健在でふよふよと舞い，渓流沿いに広がる美しい自然を見るために，窓まで広くゆったりしています。一緒に入った友人は思いきり泳ぎました。これはきっと誰もが同じ事をするのだろうな。と感じます。いや，旅館もそれを狙っている？と思いました。正直お湯が良いだけに，ここまで広くしなくても…。 　露天風呂は内湯よりも熱めで，オリンピック風呂とは反対に下へ下ります。渓流沿いにあって，外を見渡せるようになっているため開放感がありとても心地良いです。４人から６人くらいが入れるような広さで，開放的な分だけ熱気がこもっていないのでゆったりできます。Ｂ級な雰囲気に圧倒された施設でした。 H18/6/10

　
この浴槽。本当に長いんです。　　　　浴槽に沿って這う源泉投入パイプ。これも長いんです。

　
露天風呂は渓流を見下ろせるようになっている。　　　オリンピック風呂の表示。このままだと説明不足。