赤倉温泉（Akakura Spa）  　

施設名	最上町マンスリーマンション せんしん館
場　所	山形県最上町富沢
源泉名	町営２号源泉
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ･ｶﾙｼｳﾑ-硫酸塩泉
温　度	73.8℃	ｐH	8.5	溶存成分総計	1,039mg/kg
		（Na 175mg, Ca 137mg, SO4 598mg）
お湯の様子	無色透明，無味，消毒臭，半循環利用
料　金	575円	営業時間		11:00〜15:00

赤倉温泉にある町営の月毎契約のアパート。以前は日帰り入浴を受け付けていなかったが，温泉手形の登場と共に日帰り入浴を受け付けるようになった。廃業した旅館を改装して新たにオープンしたもので，アパートとして利用する空間には一般の人たちは入れないようになっている。建物の右奥に「もがみの湯」と「あかくらの湯」という２つの内湯がある。日にち毎に男女の浴室が入れ替わるようになっており，この日は「あかくらの湯」を利用した。 　シャンプーやボディーソープ以外は全て揃っている。四角いタイル造りの浴槽にドバドバお湯が注がれ，手前の壁にある吸い込み口からお湯を吸い込んで一部を循環利用し，残りをかけ流している。当然消毒臭もしっかりあり，清潔に保たれている。浴室の床は十和田石で作られており，洗い場もシャワーつきカランが完備され立派である。入居者が日常利用するには申し分ない浴室であろう。 　町営２号泉をピュアなまま利用するならこの施設前にある足湯がオススメである。この足湯は消毒無し源泉かけ流しで利用されている。入口横の源泉湧出ポイントでは温泉たまご作りをしていた。ここのお湯からはしっかり石膏臭を感じることができる。内湯もこの様な湯遣いだったら間違いなくここに住んでいるでしょう。 H20/1/1

　　
こちらが「あかくらの湯」の浴槽。溢れるのは右側のスポット。　　　湯口から大量の循環湯と源泉が混合で注がれる。　　　こちら「もがみの湯」浴槽。こちらのほうが広め。