ハイジア赤湯温泉(Haijia Akayu Spa)
施設名 ハイジアパーク南陽 場 所 山形県南陽市上野 源泉名 ハイジア赤湯温泉 泉 質 アルカリ性単純温泉
温 度 40.9℃ pH 9.4 溶存成分総計 207.8mg/kg お湯の様子 無色透明,無臭,無味,循環利用,適温 料 金 300円 営業時間 9:00〜16:00
昔からその存在は知っていたが、全く行ったことがなかった大規模レジャー施設。数年前に値下げしてから利用客がどっと増えたらしい。浴室は階段を上がった2階にある。
受付で渡された鍵付きロッカーを探したところ、1人サイズのロッカーをうまくL字に2つに分けた超幅狭ロッカーが並んでいた。これでもかと言わんばかりのロッカーの数はざっとみて300ほど。果たしてこんなに多い人数がこの風呂を使うときがあるのだろうか…。と思いながら、そそくさと脱衣し浴室へ向かった。
浴室に入るとざっと50人くらいの利用客がいた。中に入って右側に小さめの薬湯浴槽(10人サイズ)があり、正面が一度に40人は利用できる大浴槽。そして、左側に打たせ湯とジャグジー浴槽とある。広めの窓の外には南陽市の景色が見晴らしよく広がっている。まずは薬湯浴槽を見てみた。昔は入浴剤を入れていた浴槽らしいが、「薬湯浴槽には温泉を入れています」という内容の張り紙がしてあり、薬湯をやめて温泉浴槽になったらしい。これはとても良いことである。無色透明なツルツル感があるお湯が注がれ、循環利用されている。大浴槽は源泉投入量がしっかりあるが、それ以上に浴槽底から循環湯が注がれている。浴感は大浴槽のほうが良い。一番気に入ったのが打たせ湯だ。打たせ湯は適温のお湯が3本打たせており、その下にたまっているお湯が温めで一番浴感が良いのだ。この湯だまりが水深40cmくらいあり、ふつうに座っても腰まで浸かることができる。温めのお湯に半身浴しながら窓の外を眺めるのはとても気持ちが良かった。露天風呂は冬期閉鎖になっている。300円というコストパフォーマンスでボディシャンプーやリンスインシャンプー、そしてこれだけの風呂がそろっているのはとても充実感がある。お湯遣いと言うよりも、南陽市民にとってはとても大切な施設なのだなあと思った。H25/12/29
不思議な形をしたロッカー。すごい圧迫感がある。 こちら大浴槽。人がたくさんいたためこのぐらいしか写真なし。 湯口から注がれるお湯は加温あり。
冬は利用していない露天風呂。湯温が低いためだがお湯は注がれている。 こちら源泉の良さが出ている打たせ湯。 打たせ湯の深さは40cmほど。ここが浸かり心地が一番良い。