赤倉温泉(Akakura Spa   


施設名 旅館みどり屋
場 所 山形県最上郡最上町富沢
(別館の岩風呂)
源泉名 みどり屋2号源泉  
泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(含石膏−芒硝泉)
温 度 64.6℃ pH 8.4 溶存成分総計 1,033mg/kg

お湯の様子 無色透明,弱芒硝臭,適温,かけ流し 
 
(本館の清流風呂および貸し切り浴室)
源泉名 みどり屋源泉
泉 質 カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉(含芒硝−石膏泉)  
温 度 64.2℃ pH 8.4 溶存成分総計 1,039mg/kg

お湯の様子 無色透明,弱石膏臭,大きめ浴槽熱め,小さめ浴槽ぬるめ,かけ流し
料 金 500円 営業時間 10:00〜16:00

 国道47号最上町の赤倉温泉,赤倉スキー場方面へ川を渡ってから一番奥へ向かう。そうすると突き当たりにみどり屋の本館入り口がある。間に佐藤屋旅館を挟んで別館(はなれ)の入り口がある。

 源泉を2本持ち,その2本とも似たような泉質であまりかわり映えがしない。あえて選ぶなら雰囲気で別館岩風呂(ただし小さい方は本当に狭く,暗いので勧められない),明るさと熱さで清流風呂。どちらのお湯も石膏臭と芒硝臭が入り交じったようなにおいがし,浴槽の縁に芒硝の成分がしっかりこびりついている。岩風呂の脇にはささやかながら露天風呂があり,どちらも岩を伝ってきていてなかなか雰囲気がよろしい。
 別館の岩風呂は,大きな岩を伝って源泉を冷ましながら注がせている。さりげなく岩を削ってお湯が伝っていく道筋をつけているところが良い。浴室の横になぜか魚を育てている水槽がある。最初井戸水かと思ったが水槽だった。露天は緑色のこけが育っていていかにもみどり屋といった感じ。おまけ的な風呂。
 本館の清流風呂は混浴で大きめ浴槽と小さめ浴槽があり,大きめ浴槽は真ん中の円形投入口からゆっくりお湯が注がれる。石膏成分がしっかり付着し,石膏臭が香る。浴感は岩風呂とあまり変わらない。浴室がかなり明るいのでこちらの方が落ち着く。となりに貸し切り浴室があり,希望に応じて解放している。

H17/5/8


  
こちら本館浴室。混浴浴室でふだんは貸し切り利用となる。   奥に見えるのが小さいほうの浴槽。    聖火台湯口とでも呼びましょうか? 

  
   別館の浴室。大きな岩を伝って流れ落ちる源泉が特徴。    石にへばりつく温泉成分。     小さいながらも備える露天風呂。