赤倉温泉(Akakura Spa   


施設名 いづみ荘
場 所 山形県最上町富沢字湯の原
源泉名 大場2号源泉  
泉 質

ナトリウム・カルシウム−硫酸塩泉(含芒硝−石膏泉)

温 度 67.0℃ pH 8.1 溶存成分総計 1,450mg/kg

(Na 214mg, Ca 203mg, SO4 807mg)

お湯の様子 無色透明,まろ味,芒硝臭,熱め,ビリビリ感,かけ流し
料 金 500円 営業時間 10:00〜16:00

 赤倉温泉のメイン通りから少し横道に入った道沿いにある旅館。日帰り入浴も積極的に受け付けてくれる。入口で入浴料を支払い,地下に浴室がある。地下とはいっても斜面に建っている建物のため,実質は1階に浴室がある。

 小振りな浴室にはタイル張りの4人サイズ浴槽が1つあるだけのシンプルなもので,そこに独自源泉を贅沢に加水無しで注がせている。もちろん加水など無いため,ガンガンに熱い。この日の湯温は46度あった。それでも入れない温度ではない。体を沈めると芒硝泉特有のビリビリ感が相まって48度以上に感じられる。しかし慣れてしまうとこれが気持ち良いのだ。湯口付近にはカルシウム芒硝成分がこびりついてヒゲのようにオブジェを作り出している。湯からははっきりと芒硝臭が香り,甘いような薄塩味のようなまろ味がある。赤倉温泉の中では本当に濃いお湯だと思う。1分も浸かっていると体が真っ赤になってきた。浴槽の前にスペースで体をじっと休ませるとじんわりと汗が噴き出してくる。どんどん出る汗が本当に止まらないのだ。しばらく汗を出した後,また熱湯にビリビリと浸かる。疲れたらまた浴槽縁で休むのだ。体の中の老廃物が一気に抜けていくような感じだ。すばらしい浴感である。赤倉温泉の中では本当に入り応えのある1湯です。味わい深い湯をお求めならここはとてもオススメです。

H19/8/12


  
小さめのタイル浴槽に注がれる源泉100%の湯。    さすが源泉100%熱いです。     こちらがかけ流しスポット。縁からも思い切り溢れます。