繋温泉(Tsunagi Spa)
施設名 旅染屋 山いち 場 所 岩手県盛岡市繋字湯の館 源泉名 つなぎ温泉混合泉(至光の湯,新瑞光の湯の混合泉) 泉 質 単純硫黄泉
温 度 65.3℃ pH 9.1 溶存成分総計 597mg/kg (SO4 201mg, Cl 106mg, Na 163mg, HS 1.1mg)
お湯の様子 無色透明,弱硫黄味,湯口硫黄臭,温め,湯花あり,かけ流し 料 金 700円 営業時間 11:00〜15:00
盛岡市郊外にある繋温泉 の中で,大通りに面したローソンの裏にある和風旅館。日帰り入浴をお断りされそうなくらい高級感を漂わせているが,日帰り入浴も快く受け付けてくれる。館内は廊下まで全て畳敷きになっている。休憩所などもしっかり整っているため,浴後もゆったりできるようになっている。左奥へ進むと男女別の浴室がある。
浴室に入ると,和風な雰囲気ではなく石タイル敷きの浴槽が1つある普通の浴室となる。そこに繋温泉のお湯が加水無し加温無しで注がれかけ流されている。湯口付近の投入量を見る限り十分な量なのだが,この日の湯温はそれほど熱くなかった。もしかすると床暖房などに回して冷ましてから投入しているのかもしれない。湯口付近では硫黄臭がほんわかと香り,お湯の中には茶褐色のふわふわ湯花が舞っている。浴感はやわらかめで,ついつい長湯してしまいそうになる。露天風呂は内湯から出た場所にあり,小さめながら良い雰囲気を醸し出している。湯口上にカエルが鎮座し,お湯を見守っている。露天風呂の脇のスペースにはスノコが敷かれ,庭園風の玉砂利が敷かれた柵の上にはなぜかヒバリと1/3スケールのカワセミのオブジェがいた。露天風呂は内湯よりもさらに温めで,一端はいるとじっくり浸からなければ上がれなくなってしまう。湯ノ花と硫黄臭が心地よく,この日は30分以上ここに滞在してしまった。値段は高めだが,ゆっくり入ろうと思う人にはお勧めです。
H19/3/26
内湯浴槽。あまり広くないがゆったりできる。 湯口から弱硫黄臭がするお湯が注がれる。 露天風呂もこぢんまりとしたものがある。
露天風呂の湯口上にかえるが鎮座する。 露天風呂の脇の柵にはヒバリとカワセミという妙な組み合わせも。 全館畳敷きの和風旅館。