天童温泉(Tendo Spa   


施設名 ホテル サルビア
場 所 山形県天童市鎌田二丁目
源泉名
泉 質 天童温泉の源泉とは違いますが…
推定:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 約60℃ pH 溶存成分総計
お湯の様子 鶯色透明,無味,弱芒硝 系温泉臭,かなり熱め,やむを得ず加水あり(笑)
料 金 1600円〜 営業時間 24時間

 国道13号沿い、天道温泉街の中にふつうに存在するラブホテル。ホームページでたまたま「60分休憩で1600円」とあったので、これは日帰り利用のチャンス!と思い、日帰り利用で利用した。ちなみにすぐ裏にある「湯坊いちらく」が日帰り1500円、天童ホテルが日帰り1000円、など周りのホテルの料金を考えると天童温泉では常識的な料金での利用となる。

 今回はたまたま空いていた3号室を利用した。階段を上って上へ上がっていくと清潔そうなお部屋に一通りラブホらしい設備が整っている。今回はベッドなどに目もくれずに浴室へと向かった。蛇口をひねったとき部屋の電話が鳴った。前金制なので先に60分休憩を告げ、料金を前払いする。そしてすぐさまお湯の状況を見に行った。口に含んでみてもあまり塩気は感じられなかった。お湯が貯まるまでの間しばしテレビをつけながら料金体系などをみてみる。平日宿泊3600円とかなり格安なのがわかる。近所の大規模温泉ホテルに泊まるよりもかなり安く楽しめるのでは…、と思った。料金体系はぜひ公式ホームページで確認してほしい。
 さて、浴室に向かってみると…、お湯がしっかりたまっていました。しかも茶褐色でした。天童温泉はMTなのに、ここは茶褐色ですか?とびっくりさせられた。それ以上にびっくりしたのが浴室に広がる芒硝系温泉臭だ。そして激熱…。手をふれていられないくらいの熱さで間違いなく50度以上はある。やむなく加水をして楽しませていただいた。何せ限られた時間は60分なので(^_^;)
 お湯は若干つるつるを感じるお湯で茶褐色の透明湯。香りはふわりと芒硝系の温泉臭が香るなかなかの良泉だ。時間が60分しかないので、時計をみながらの入浴になったが1600円分は十分に楽しめた。湯上がりは汗がサッと引き、それから先は体がずっとポカポカしていた。芒硝系で若干食塩が入っていそうな感じは天童温泉のお湯とよく似ていると思った。

 山形に遊びに来て宿泊場所がないときはここをチョイスするという選択肢も十分にありだと思った。ラブホではなく、一つの温泉施設として考えてみてはいかがでしょう?

H26/4/28



湯をためたらびっくり。茶褐色でした。しかも激熱…       湯口から注がせる源泉。香りもなかなかよいです。    鶯色にはやはりこのタオルが似合います。

 
今回見向きもしなかったベッド。  この天然温泉の表示がうれしいです。ぜひ源泉成分分析表もよろしくお願いします。