宇佐美温泉(Usami Spa


施設名 宇佐美ヘルスセンター
場 所 静岡県伊東市宇佐見字中川辺
源泉名 宇佐美温泉 宇佐美2号
泉 質 カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
温 度 44.2℃ pH 8.3 溶存成分総計 2,575mg/kg

(Na 155mg, Ca 656mg, Cl 464mg, SO4 1249mg)

お湯の様子 無色透明,無味,微微石膏臭,適温,かけ流し
料 金 350円 営業時間 14:00〜20:00 月曜定休

 伊東市に入って国道135号線を走っている途中で見えてくる宇佐美駅という青看板。それを駅に向かっていった先の路地にある公衆浴場。ネットで調べていて,ここには行きたい!と友人に懇願していた施設で,無理を言って立ち寄らせてもらった。ちなみにこの施設に向かうあの狭い道を大型ワゴンで突入していった友人のドライビングテクニックに感動したことを付け加えておく。駐車場はちょっとだけ離れた場所にあり,駐めた場所のNoを受付に申請することになる。

 昔ながらの脱衣所の奥にやや広めの浴室がある。柿の種を折ったような形の広い浴槽に,無色透明無味無臭のお湯が注がれ,かけ流されている。それまで塩化物泉中心の湯めぐりだったことと,今年初の芒硝泉に出会ったこととが相まって,個人的に興奮を覚えた。お湯は芒硝のビリビリ感は無く,どちらかというと若干石膏臭が香るお湯で芒硝泉というよりは石膏泉だ。やわらかめの浴感が体全体を包み込むような優しい浴感がある。浴槽の一番奥のパイプから勢いよく源泉が注がれているが,何分浴槽自体が広いため,お湯全体のフレッシュ感は低くなっている。湯口付近は若干ビリビリ感があり,入浴感が高い。ふうと一息ついて周りを見渡すと,真っ白な石像があるではないか。それまであまり気にならなかったということは,この浴室の風景になじんでいるということだろう。しっかりとこの浴室にとけ込んでいる。
 宇佐美駅から徒歩2〜3分というロケーションから駅前温泉として有名な宇佐美温泉に来ることができてとても良かったです。無理を聞いて私を連れて行ってくれた友人に感謝します。ここは近くにあったら毎日でも通いたくなる温泉です。

H22/2/5


  
柿の種がちぎれたような形の広い浴槽。    こちらが一番奥にある浴槽内の湯口。   このオブジェがツボにはまりました。友人も大満足?でした。