瀬見温泉(Semi Spa   


施設名 薬研湯(やげんのゆ)
場 所 山形県最上町瀬見
源泉名 町営5号源泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(含石膏−食塩泉)
温 度 67.2℃ pH 7.6 溶存成分総計 1,950mg/kg
お湯の様子 無色透明,加水あり,野湯,冬期間につきかなり温め
料 金 無料 営業時間 野湯につき自己責任で

 瀬見温泉の共同浴場と温泉管理事務所の間から小国川へ降りていく階段がある。そこを下った川の脇にひっそりと野湯がある。解説の立て札によると,「産湯を探して谷川へ下った弁慶が,なぎなたで岩を割って温泉を発見した場所」となっている。今まであまり気にしていなかったが,せっかくだから見てみようと思って下ってみた。

 石段を下った先の右手に狭い岩場があり,お湯が溜まっている場所がある。この場所は国道側の民家から丸見えの場所なので脱衣して湯に浸かるには非常に勇気がいるだろう。時期的なことなのか管理している人がいないからなのかわからないが,この日は大量の水が加えられており,お湯というよりは水風呂に近い温度だった。水が注がれている場所から離れたところに湯煙が上がっているのでその場所で足湯を楽しんだが,そちらは35℃程度の湯温でちょっと冬には寒いかなといった感じだ。やはりこういった野湯は冬場ではなく春や秋に訪れるのが良いのだろう。夏場にどのくらいの湯温に調整されているのかが楽しみである。

H20/12/29


  
脱衣スペースは全くありません。青いホースから大量加水で水風呂状態。  こちら側があたたかめでちょっとマシ。足下湧出?  この階段を下りてきます。