鶯宿温泉(Ohsyuku Spa   


施設名 うぐいす旅館
場 所 岩手県雫石町鶯宿第6地割
源泉名 鶯宿温泉(効の湯)
泉 質 単純温泉
温 度 47.5℃ pH 8.4 溶存成分総計 734mg/kg

(Na 148mg, Ca 50mg, SO4 323mg, Cl 56mg, HS 0.2mg, H2S 2.7mg)

お湯の様子 無色透明,足下自噴+つぎ足し,やや熱め,白い湯花,芒硝臭,かけ流し
料 金 200円 営業時間 5:30(起きる時間)〜20:30位 

平成19年9月17日の大雨で浴室に甚大な被害を受け無期限休業中。


 鶯宿温泉街の川沿いに並ぶ3つの湯元旅館の中の真ん中,混浴だが,足下自噴の浴槽があるので有名な旅館。 以前は足下自噴の浴室を3軒の旅館「かどや,川武」で共同利用していた(階段の途中に名残の入口跡がある)が,お互いに内湯を持つようになったため,うぐいす旅館の専用浴室となった。また,鶯宿温泉入口付近に新しく掘った新源泉のために湯量が極端に低下し,やむなく足下自噴源泉以外にも「八九四の湯(現在は杉の根の湯)」という別源泉をつぎ足しをするようになったらしい。

 浴室へは階段を2度ほど下る。下った先にひっそりと混浴浴室がある。脱衣所と一体型で,脱衣所からそのまま浴槽へ行ける。奥の方が浅め,手前は大きめの敷石がしてあり,その間から推定50度強の熱めのお湯がじわじわと注いでいる。中央付近の敷石の間からぽこぽことあぶく玉がわき上がる。川の音を聞きながら,じっくり浸かることができる。泉質は芒硝泉で,温度以上のビリビリ感があり,上がった後に肌が真っ赤になる。それでいて汗が出ないなかなか良いお湯。となりの元湯かどや旅館と同じ源泉(八九四の湯)を使っているのだが,うぐいす旅館のほうは硫黄臭がしないで芒硝臭が香るお湯。ここは雰囲気が大好きです。

H17/3/31



下へ下るアプローチ。名湯の予感が漂う。    足下自噴の芒硝泉。あぶくキャッチャーが楽しい。     底石の間からぽこぽこ出てくる気泡。見えますかね。