鶯宿温泉(Ohsyuku Spa   


施設名 石塚旅館
場 所 岩手県雫石町鶯宿第6地割
源泉名 鶯宿温泉(八九四の湯)
泉 質 単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 60.0℃ pH 8.3 溶存成分総計 647mg/kg

(Na 155mg, Ca 35mg, SO4 326mg, Cl 42mg, HS 0.8mg)

お湯の様子 無色透明,やや熱め,弱芒硝臭,白湯花,かけ流し
料 金 200円 営業時間 朝〜20:00程度,要相談

 鶯宿温泉街の上の方にあり見つけにくい。場所的にいえばうぐいす旅館の向かいの裏。建造物的にはかなり古く,年期が入っている温泉旅館で,日帰り入浴も受け付けてくれる。

 男女別の内湯が1つずつあり,大きくない浴槽にしっかり注がれている。一旦升に集めて冷ましてから静かに注がせており,ゆっくりと時間が流れているかのような錯覚に陥る。お湯は鶯宿の共同源泉だが,あまり香りはしない。むしろ静かな感じがするお湯になっている。この旅館の雰囲気に合った感じがする。芒硝臭がするが,味は弱硫黄味でややつんと来るようなまろみがある。宿の雰囲気が良いので,あとはみんなの力を結集してぜひ営業を続けていってほしいと思います。

H17/11/26

 
シンプルな浴室。奥の升で一旦冷まされて注がれる。   源泉投入口。硫黄の香りはしない。


 久しぶりに石塚旅館を訪問しました。雪が舞い散る中,背中の調子が悪くて運転に支障が出てきたので,どこかでゆっくりお湯に浸かりたいと思いここを選びました。以前訪問したときは暗かったためにあまり浴室の様子がわからなかったが,今回は明るい中での訪問だったために周りの様子がよく見えました。明るい雰囲気の浴室で,浴槽タイルは緑色をベースにしたものが使われていました。外の明るさと相まって明るい光が印象的でした。この日のお湯は適温の43℃。芒硝系の微硫黄臭が香り,お湯の中にふわふわと湯花が舞っている。ちょろちょろと溢れ出すスポットでトドになってはお湯に浸かるを繰り返し,2時間ほど滞在させてもらった。やはりのんびり過ごすにはこういう昔ながらの温泉旅館が一番です。ここは以前よりも個人内評価がグンと上がりました。

H21/3/7


明るいからよく見える。美しいタイル浴槽。    トド目線から眺めるとお湯から硫黄臭が香る。    縁取りもなかなかのこだわり。