鶯宿温泉(Ohsyuku Spa   


施設名 ホテル鶯
場 所 岩手県雫石町鴬宿第7地割
源泉名 鶯宿温泉(杉の根の湯)
泉 質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 57.9℃ pH 8.7 溶存成分総計 645mg/kg

(Na 153mg, Ca 36mg, SO4 303mg, Cl 49mg, HS 0.3mg)

お湯の様子 無色透明,やや熱め,硫黄臭,硫黄味,白湯花,かけ流し
料 金 500円 営業時間 要相談

 鶯宿温泉街のにある小綺麗な旅館。足下自噴で有名なうぐいす旅館の本館で,自炊湯治はうぐいす旅館へ,食事付きの宿泊はホテル鶯でと利用形態にあわせて利用できるようになっている。

 入口から右へ進み,奥の鉄扉を開けるとしっかり換気がなされている脱衣所に繋がっている。脱衣所には無料ドライヤーやコロンなど一通りのアメニティがそろっている。
 浴室に入ってまずびっくりするのが強烈な硫黄臭。おそらく鶯宿温泉街の中では一番硫黄臭が濃いだろう。明らかに単純硫黄泉と呼べるくらいしっかりと硫黄臭がある。ホテル鶯のすぐ裏に共同源泉杉の根の湯があり,源泉に近い分だけ硫黄臭が濃いようだ。当然白い湯花もしっかり舞っており,お湯を口に含むとしっかりと硫黄味を感じることができる。露天風呂は「庭園風呂効の湯」と呼ばれており,内湯以上に白い湯花がふわふわと舞っている。これはすばらしい。ちょっと値段は張るが,これだけ良いお湯使いをしているのであれば500円という値段も納得がいく。硫黄が好き,芒硝が好きという人にはとても良い入浴施設です。オススメできます。

 このホテルがちょうど岩手県温泉紹介の150湯めで,節目を迎えることができました。節目らしく30分ほどゆったり浸かりました。ここはとても気に入りました。露天風呂でまったりしたいときなどはとても良い施設だと思います。

H18/11/19 岩手150施設紹介達成

  
内湯にはしっかり硫黄臭が漂っている。湯口のお湯はほぼ単純硫黄泉と呼べるくらいしっかり硫黄味がする。   廊下に掲げてある「鶯」の書。

  
こちらが露天風呂。実はここの施設が一番「杉の根の湯源泉」に近い。硫黄臭ばっちり,白い湯花バッチリなのです。


 芒硝泉に恋い焦がれて、ついつい鶯宿温泉に足を運んでしまいました。この日は夏の日差しが照りつけるような暑い日で、芒硝泉日よりでした。平日と言うこともあり、1時間いっぱい貸切利用させてもらいました。露天風呂も内湯もやや熱めの適温で、ふんわり香る硫黄臭とピリッとする浴感を楽しみました。後半は内湯の床でトドになり、のんびりと過ごしました。やはり鶯宿温泉は良いなぁ。

H27/5/25

  
貸切の内湯。窓の外の露天風呂も綺麗に色づいています。    湯口近撮。こんな湯口だったんですね。     露天風呂は日差しの照りつけが厳しかったです。