大湯温泉(Ohyu Spa)
施設名 旅館 岡部荘 場 所 秋田県鹿角市十和田大湯 <元湯岩風呂> 源泉名 元湯温泉 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(純食塩泉) 温 度 49.0℃ pH 7.8 溶存成分総計 1,162mg/kg (Cl 508mg SO4 97mg HCO3 55mg CO2 22mg) お湯の様子 無色透明,弱塩味,弱硫黄臭,適温,白湯花,かけ流し
<桜風呂> 源泉名 桜風呂温泉 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉) 温 度 68.9℃ pH 8.0 溶存成分総計 1,446mg/kg (Cl 665mg SO4 112mg HCO3 49mg CO2 22mg) お湯の様子 無色透明,弱塩味,無臭,適温,かけ流し
<渓流露天風呂> 源泉名 渓流温泉 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉) 温 度 67.4℃ pH 7.7 溶存成分総計 1,532mg/kg (Cl 681mg SO4 120mg HCO3 46mg CO2 10mg) お湯の様子 無色透明,弱塩味,微弱芒硝臭,適温,かけ流し
料金 500円 営業時間 9:00〜16:00(要相談)
大湯温泉の温泉街の中心にあり,上の湯変形十文字の角に位置する。大湯川沿いになるので宿泊すると清流のせせらぎを聞きながら湯あみができるかもしれない。
入口から入って左へ進むと元湯岩風呂があり,大正時代に作られた浴槽をそのまま活用している。お湯は熱めの源泉(67℃)と温めの源泉(35℃)を混合して注がせており,温めの源泉の方が硫黄臭がする。ブレンドされたお湯はしっかりタマゴ臭(弱硫黄臭)がする。加水も加温も一切なしなので手ですくうと間を抜けていく感覚にとろみを感じるお湯。これは極上です。2つの源泉がいったん混合され,そこから注がせているので温度も適温。昔ながらの雰囲気の浴槽は青っぽいレンガ風で見た目にも心地よい。2つの源泉を1本とカウントして成分表に載せてあるのだが,もしこれらを2本としてカウントするとこの旅館は合計6本の自家源泉を持つことになる。すばらしい。岡部荘の普通に入れる3つの浴槽の内,ここが一番しっくりくる浴槽。
入口から入って右へ進むと桜風呂と呼ばれる新しい浴室があり,こちらには岩風呂とは別の源泉が注がれている。成分表にある源泉意外に温めの源泉をブレンドしており,こちらは硫黄臭が少ないため,硫黄の香りがほとんどしない。成分は濃いはずなのに岩風呂に比べると風情とパンチにかける。桜風呂からつながって渓流露天風呂があるが,こちらも独自源泉。どちらかというと桜風呂に似た感じのお湯。どちらもとろみがあり,弱塩味がしっかりするので入浴感は高い。これ以外にも貸切露天風呂があるが,そちらは宿泊者専用。大湯温泉の旅館の中では一度泊まってみたい旅館の一つ。H17/12/18
元湯岩風呂。大正時代からのものを利用。 湯口では適温になって出てくる。 2つの源泉は敷地内から自噴。混合する。
さくら風呂なのに花びらが足りないように感じるが。 岩を伝わせる湯口。冷ましています。 露天は細長い。さくらの湯に付随。