大湯温泉(Ohyu Spa)
施設名 大湯温泉黒森ユースホステル 場 所 秋田県鹿角市十和田大湯 源泉名 上の湯源泉 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉) 温 度 62.6℃ pH 7.6 溶存成分総計 1,328mg/kg お湯の様子 無色透明弱塩味、無臭、あつめ、茶色湯花、かけ流し 料金 200円 営業時間 要相談(管理人が居るとき)
大湯温泉のバスプールがもともとあった場所から川の方を目指し橋を渡る手前にあるユースホステル。大きな目印となる看板が無いため見落としがちだが,となりにトンカツ屋があるので間違えずにすむ。川原の湯に近いと考えられるが,上ノ湯源泉の一番端っこにあたる。
もともと大湯の上ノ湯源泉をそのまま地域のために引き湯した際のいちばん端にあたる旅館(ユースホステル)で,階段を下った場所に浴室が1つある。男女別の浴室ではなく,貸切利用の浴室が1つとなる。もともと熱いはずの上ノ湯源泉だが,この場所まで引かれる間にだいぶ湯温が冷め,適温になっている。お湯は入口側の湯口から静かに表面張力を利用して注がれているが,ふたをずらすことで湯量を調節する仕組みになっている。加水によるお湯さましはしていない。上ノ湯源泉自体ににおいがないため物足りない感じがするが,逆に加水無しということで一番上ノ湯源泉を味わえる施設となっている。上ノ湯源泉の施設の中では一番のオススメです。オーナーが温泉好きなので,話が弾むと思わぬ収穫があるかもしれない。
H17/11/20
いつも大湯に来ると荒瀬地区にばかり偏っていましたが,今回は上ノ湯源泉に浸かりたくなってふいに訪れました。上ノ湯源泉で長湯するならやはり加水無しのここユースホステルに限ります。
早朝5時過ぎに八戸を発ち,田子経由で7時大湯着。朝早くから日帰り入浴を快く受けつけてもらいました。冬の黒森ユースホステルの湯使いは夏と違って源泉がフル稼働で可動式の蓋が完全に開放状態となり,源泉を100%余すことなく浴槽に注がせていました。オーナー曰く,それでもまだ1℃くらい足りないかな?とのこと。自分にしてみると十分すぎます。逆にやや温めの温度が長湯に最適でした。ちなみにこの日の上ノ湯源泉は硫黄臭が香り,素敵な香りが漂う中思う存分トド化して1時間ほどまったりしました。その後ロビーで1時間ほど話し込み,結局2時間以上も滞在してしまいました。H19/2/17
プルプルの寒天のように透きとおった浴槽。 蓋をずらす仕組みの湯口。茶色湯花が舞う。