金ヶ崎温泉（Kanegasaki Spa）　

施設名	男鹿桜島リゾートHOTELきらやか
場　所	秋田県男鹿市
源泉名	金ヶ崎２号温泉
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物泉
温　度	55.5℃	ｐH	6.4	溶存成分総計	10,200mg/kg
		(Na 2801mg, Ca 385mg, Mg 142mg, Cl 4601mg, HCO3 865mg, CO2 296mg)
お湯の様子	うす茶褐色透明，塩味，微金気臭＋温泉臭，やや熱め，かけ流し
料　金	700円	営業時間		その日の宿泊客次第

男鹿半島の先っぽにあるリゾートホテル。日帰り入浴にも積極的で、ディスカウント本などでもしっかり割引入浴が利用できる。今回はお盆シーズンにもかかわらず快く日帰り入浴を受けてくれた。浴室は玄関ロビーから階下へ下った先にある。 　広めの内湯は海側の壁面がオールガラス張りで、眺めがとても良い。扇形の浴槽には茶褐色透明なお湯が円盤湯口から注がれかけ流されている。かけ流しスポットから流れ出した床は真っ赤に染まり、お湯の成分の濃さを物語っていた。円盤湯口からしたたり落ちるように注がせる珍しいタイプの湯口で、このはわせた形のおかげで湯温がちょうど良く調整されている。湯温はやや熱めの４２℃で、うっすら塩味を感じるお湯である。 　露天風呂はこぢんまりしたもので一度に４人が楽しめるサイズ。こちらは景色がさらに素晴らしく、オーシャンビューがばっちり楽しめる。お湯はパイプ湯口から注がせており、内湯と同じ茶褐色のお湯が注がれかけ流されている。日本海に沈む夕陽を眺めながらこの露天風呂に浸かるというのはきっと最高だろうな…と思えるほど素敵な空間だった。 　交通のアクセスが大変な男鹿半島の先にあるためこれから先どうなっていくか心配な部分もある。源泉がやや離れた場所にあり、そこからパイプを使ってホテルまで引き湯している。（左写真：ＧＡＯ側へ数百メートル進んだ場所にある源泉小屋）キャンプ場を併設したり、日帰りの割引クーポンを発行したりと前向きな経営でがんばっているので、このまま素敵なお湯を守り続けてほしい。 H26/8/15

　　
こちらが内湯。扇形浴槽です。　　　　湯口は円盤形で、脇全体からしたたり落ちる感じです。　　　　　下から見るとこんな感じ。

　　
こちらは露天風呂。眺めがとても良いです。　　　　源泉は湯底から注がせています。湯温が温めになっています。　　 この景色最高です。夕陽が沈む時間はたまらないでしょう。