男鹿温泉(Oga Spa) 


施設名 萬盛閣
場 所 秋田県男鹿市北浦湯本
源泉名 男鹿ホテル温泉
泉 質 ナトリウムー塩化物泉(弱食塩泉)
温 度 52.3℃ pH 6.4 溶存成分総計 5,506mg/kg
(Na 1317mg, Ca 233mg, Cl 2145mg, HCO3 900mg, CO2 361mg)
お湯の様子 うす茶色透明,塩味,石膏臭,適温,かけ流し
料 金 500円 営業時間 6:00〜8:30,15:00〜20:30

 秋田県男鹿市にある老舗の温泉旅館。男鹿温泉郷の中央にあり, 見た目で鄙びが入っているが,内部は改装をしっかりしており,浴室はとても新しい。入口の場所には畳がしかれ,中の換気もしっかりしていてなかなか心地よい。

 浴室は駐車場に面した正面入口右側の2階にある。建物の窓ガラスを斜めにしていて不思議な造りをしている。さて男女別の浴室だが,これが洗い場が広くてびっくりする。床の石もかなり立派で,500円の入浴料に見合わないくらい高級感がある。浴槽は多角形の形をしていて,奥の岩湯口から静かに源泉がそのまま注がれている。左側にあるかけ流しポイントからスノコの下へ流れるようになっていて,もう一方の側から注がれる源泉と共にスノコを温め,トドスペースを形成している。(冬は寒すぎ)
 お湯は茶褐色透明で,塩味があるお湯。男鹿ホテルの源泉を利用していて,名前に負けない上品な感じがするお湯。石膏臭が心地よく,適温のお湯に浸かっていると時間が経つのをついつい忘れてしまいそうになる。宿泊者専用の露天風呂もあり,宿泊した客には至れり尽くせりのサービスになる。    

H18/2/27


  
曇って見づらいが,男湯の浴槽。広い割には浴槽はジャストサイズ。  湯口にこびりつく成分。  浴槽の縁。色がわかるでしょうか。

 
こちらが女湯。内部は狭いが,浴槽は風情のある形。  宿泊者専用貸切露天風呂。木の香りがすばらしい。