湯沢温泉(Yusawa Spa


施設名 荒川いこいの家
場 所 新潟県関川村字湯沢
源泉名 関川村有温泉湯沢1号泉、2号泉、3号泉の混合泉
泉 質 単純温泉
温 度 47.5℃ pH 7.5 溶存成分総計 985mg/kg

(Cl 204mg, SO4 286mg, Na 262mg, HS 0.2mg)

お湯の様子 無色透明、うっすら硫黄味、ほんのり硫黄臭+芒硝系温泉臭、ぬるめ、かけ流し
料 金 市外500円 営業時間 9:30〜16:30

 関川村にありながらなぜか村上市民のための福祉施設。村上市民の60歳以上が300円、村上市民が400円。市外が400円と500円と100円高い設定だ。以前は3階建ての建物だったらしいが、平屋に建て直し改修してから指定管理者が管理運営をしている。16:30までとはなっているが、16時を過ぎると営業終了の準備が始まるらしい。

 入り口から入ってひんやりとクーラーが効いている受付で入浴料を払い、奥の浴室へ向かう。脱衣所には冷水器、ドライヤーなど、湯上がりに一通り使いそうなものがしっかり完備されていた。
 浴室はシンプルな造りで、10人以上が入れる広めのタイル浴槽が一つと洗い場、そしてかけ湯浴槽がある。この日は入り口横のかけ湯?浴槽には何もはられていなかった。浴室内にはふんわりと硫黄臭が香っていて、さすが湯沢温泉のお湯だと思わずうんうんと頷いてしまう。軽くかけ湯をして早速そのお湯へと浸かってみた。透明なお湯は適温でやや温め、よく見ると赤茶色系の湯花もちらほら見える。お湯からは温泉臭と混じって硫黄臭が香っている。湯口は塩ビパイプなのだが、その下で湯花キャッチャーが施され、その下の床タイルが赤茶色に変色していた。そう言えば湯沢共同浴場も同じように浴槽内が赤茶けていたのを思い出した。浸かってみるとシアワセを実感できる良泉だ。汗が止まらなくなったら一旦脱衣所に戻るとクーラーが効いていてサッと汗が引く。これを繰り返すだけで一日ここにいられそうな気にもなった。ちょっと遠いかもしれないけれども村上市民が羨ましいです。

 

H25/8/12


 
ひろびろとした浴室。10人以上が一度に浸かることができる広い浴槽。    湯口の下には湯花キャッチャーがあります。そういえば共同浴場もタイルが赤茶けてたっけ。