高瀬温泉（Takase Spa）

施設名	総檜風呂の宿 あらかわ荘
場　所	新潟県関川村字湯沢
源泉名	高瀬混合
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物･硫酸塩泉
温　度	69.0℃	ｐH	7.9	溶存成分総計	2,733mg/kg
		（Cl 1053mg, SO4 451mg, Na 851mg, HS 0.4mg）
お湯の様子	無色透明、うす塩味、温泉臭、適温、半循環かけ流し
料　金	500円	営業時間		要相談

高瀬温泉の奥の方にある中規模旅館。総檜風呂の宿と書かれた看板が印象的で、どんな感じなのか気になったので早速日帰りをお願いしてみたところ快く引き受けてくれた。お盆期間は11:00〜14:00までとなっていたので、もしかすると普段はもう少し長めの営業時間なのかもしれない。 　玄関から入ってまず目にはいるのが全館畳敷きという点だ。ロビーも廊下も畳敷きで何だか高級旅館に入っている気分になる。脱衣所を抜けて浴室に入ってみると…、何と浴室内にも畳が敷かれているではないか。これにはさすがにビックリした。さて総檜風呂というだけあって、浴室の半分を占める檜浴槽がとても印象的に見えた。そしてその浴槽に檜湯口からお湯がドバドバと注がれている。浴槽の縁から溢れ出してはいるが、浴槽内に循環の吸い込み口があるので半循環かけ流しの利用なのだと思われる。無色透明のお湯からはうっすら石膏臭のような温泉臭が香り、湯ぎれが良くすっきりした感じのあるお湯だ。吸い込み口をちょっと足でふさいでみると湯口の投入量が減ったので、循環はあくまでも衛生管理のための循環で、そのお湯と源泉を混合して注がせているのだろう。檜の浴槽に浸かりながら畳敷きの洗い場を見ると何とも不思議な雰囲気だ。畳敷きといっても昔ながらのい草の畳ではなくビニール畳だ。その下をお湯が流れていく仕組みになっていて、トドになってみると温かいような冷たいような不思議な感じがある。この畳敷きは結構気に入りました。 　湯上がりに冷たい水のサービスもあり、流した汗以上の水分をしっかり補給した。高瀬温泉の中では比較的温めのセッティングなので熱湯が苦手な人にはとてもお勧めできる旅館です。 H25/8/12

　　
総檜風呂というだけあって、迫力満点の内湯浴槽です。　　　　湯口からは結構な量の流れ込みです。浴槽の底に吸い込み口もあります。　　　　　館内畳敷きに拘っているらしく…浴室も畳敷きです。