村杉温泉(Murasugi Spa


施設名 旅館 あらせい
場 所 新潟県阿賀野市村杉
源泉名 薬師の湯 3号井
泉 質 単純放射能温泉
温 度 25.2℃ pH 溶存成分総計 268.8mg/kg

お湯の様子 無色透明,無味,温泉臭,加温あり,循環利用,熱め
料 金 500円 営業時間 要相談

 露天風呂村杉温泉に入った後、せっかくだから旅館のお湯も味わっておきたいと思い、すぐ横にあった旅館に駄目で元々と思って日帰り入浴をお願いしてみたところ、快く受けて下さった。どうやらすぐ裏手に源泉井戸がある湯元の旅館らしく、村杉温泉を味わうにはちょうど良いと思った。

 浴室に行くと「白鳥風呂」という不思議な文字が目に入った。アルビレックスといい、ここといい、磐越道のトンネルといい、新潟はなぜか白鳥とゆかりがあるなあと感じた。気にせずいざ浴室へ入ると…、デーンと構えていたのが白鳥湯口でした。これにはずいぶん驚かされました。壁のタイルに描かれた壁画も白鳥で、これぞ見事な白鳥風呂!といった感じだ。浴槽は横に長いもので、ジェットバスとバイブラバスが強烈にブクブク稼働しており、湯面がせわしなく揺れている。白鳥が佇む下の台座から加温されたお湯が注がれ、循環利用されていた。うっすら消毒臭も感じられるがあまり問題ない。やや熱めの無色透明なお湯は清潔感があり、心地よく浸かれることができる。浴槽の一番奥に源泉を注がせる湯口もあるが、そんなにたくさんの量は注がれておらず、チョロチョロ程度だった。源泉をもっと自在に継ぎ足せるようだとこのお湯の良さも味わい深くなるのに…。
 そんな白鳥を下から眺めながらの湯浴みはある意味新鮮なものだった。他にも気になる旅館はいっぱいあるので、また村杉温泉に来てみなければいけないと思った。

H25/8/12


 
男性用浴室入り口になぜか気になる白鳥風呂の文字。   入ってみると…本当に白鳥がいました。びっくりです。

  
しかもタイルの壁画まで白鳥が飛んでいます。    湯口を拡大してみると、白鳥の座っている台座からお湯が出ていました。   でも源泉湯口はなぜかカエルでした。