東鳴子温泉(Naruko Gotenyu Spa)
施設名 旅館なんぶ屋
場 所 宮城県大崎市鳴子温泉 源泉名 − 泉 質 ナトリウム-炭酸水素塩泉 温 度 66.4℃ pH 溶存成分総計 お湯の様子 無色透明,かけ流し,あつめ,薬味臭(重曹臭) 料 金 500円 営業時間 10:00〜20:00
東鳴子温泉街においてなかなか足が向かなかった旅館。かけ流しの良いお湯らしいという情報を得たので、ふらふらと立ち寄ってみた。受付で愛想のいい対応を受け、奥の浴室へ通された。
男女別の浴室は、新しく作り直された感じがある。新しく作られた割には東鳴子温泉の重曹泉をうまく引き出せるような浴槽になっている。L字に曲がった浴槽の奥は寝湯スペースになっている。実際に寝湯を楽しんでいるお客様もいた。お湯はうっすら濁りを呈した薬味臭が香る重曹泉だ。やや熱めのお湯はピリッと肌に差し込むような感じがするが、すぐになじみ、やさしくはだにまとわりついてくる浴感に変わっていく。昔は循環装置があったらしいが、今はそういうものはなく、鳴子温泉らしさをしっかり出している。露天風呂は木で作られた雰囲気抜群のスペースとなっており、3人サイズの浴槽に少しずつお湯が注がれかけ流されている。内湯よりも香りが濃いように感じられた。ここのお湯はとてもすばらしい。高友旅館のような強烈な香りのお湯は無いが、東鳴子らしい重曹泉をゆっくり楽しみたい人にとてもおすすめの旅館だ。
H28/5/1
L字に曲がった浴槽。右奥が浅めのスペースになっていて寝湯になっている。 お湯は重曹泉らしい温泉臭が香るすばらしいお湯。
露天風呂も木で作られた風情のあるもの。 3人はゆったり浸かることができる。香りは露天のほうが強め