鬼首温泉（Onikobe Spa）

施設名	ペンション ＯＮ ＴＨＥ ＲＯＣＫ
場　所	宮城県大崎市鳴子温泉鬼首
源泉名	白土・通産省・本宮原源泉
泉　質	アルカリ性単純温泉
温　度	78.7℃	ｐH	9.2	溶存成分総計	979.5mg/kg
お湯の様子	無色透明，無味，弱温泉臭，あつめ，かけ流し
料　金	日帰り不可	営業時間	宿泊利用

オニコウベスキー場ゲレンデ横にある温泉付きペンション。大学時代に別のペンション２つに泊まったことがあるのだが、全くお湯の記憶がなくなっていた。今回、温友のＮ氏と一緒に忘年会をかねて泊まってみた。１泊２食つきで８２００円だった。 　今年の冬は雪が少なく、スキー場もやっと一部をオープンしたばかりで、客もまばらなオニコウベスキー場にやってきた。ペンションは３段目の列にあり、この日は我々二人で貸切利用だった。部屋は２階のツインルームで、床暖房が効いている。リビングルームはオーナーの趣味であるドローンやラジコンヘリ、そしてフライフィッシングの道具がたくさん並んでいた。気さくなオーナーで、料理もとてもおいしくいただいた。（写真参照） 　浴室は大浴場と小浴場の２ヶ所あり、今回は大浴場だけを貸切で利用させていただいた。２人サイズの小さな大浴場だが、我々にはジャストサイズで満足のいく物だった。お湯自体が熱いため、１４時くらいにお湯を満湯状態にして、夕方までじっくり冷ましてくれていたらしい。湯温が温ければお湯をひねると湯口から継ぎ足すことができる。ふんわり香る温泉臭が心地よい。 お湯は無色透明でやや熱め。やわらかめでありながら若干キシキシ感があるお湯だ。アル単特有のつるつる感は感じられない。深夜と早朝に同じお湯を味わわせてもらったが、温くなれば熱い源泉を自在に継ぎ足せるので、好みの温度に調整できるのも良い。贅沢に溢れさせながら、夜の湯浴みを楽しんだ。 　朝食もボリューム満点のすばらしい料理が並んだ。昨夜から降り続いた雪のおかげでスキー場らしい雪景色が見られたが、まだまだ雪不足は続きそうな感じがする。スキー客が年々減少している中、フライフィッシングやドローンによる観光産業の掘り起こしにいそしんでいるオーナーには本当に頭が下がる思いだ。温泉好きもぜひこういう温泉ペンションに足を運んでほしいと思う。 　 H28/12/29宿泊

　　
２階のツインルームを利用。快適な床暖房。今夜はぐっすり眠れそうです。　　　　おいしく頂いた料理。ニジマスと鳥のグリルが最高に美味でした。　　　ソースはわさびソースです。

　　　　
朝一番で撮影した浴室全景。狭いながらも十分くつろげる広さ。　　　　　２人サイズの浴槽に注がれるＭＴ泉。合計３度このお湯に浸りました。

　　
壁に掲げてあるルアーフィッシングの竿。　　　　リビングルームにある、数々のドローン、ラジコンヘリ。　　　おいしく頂いた朝食。ありがとうございました。