鳴子温泉(Naruko Spa)
施設名 ホテル最上 場 所 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷 源泉名 町有下地獄混合源泉 泉 質 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
温 度 76.0℃ pH 6.0 溶存成分総計 1,038mg/kg (Na 281mg, SO4 350mg, Cl 160mg, HS 2.8mg, H2S 7.4mg)
お湯の様子 薄白濁透明,甘み,まろやか硫黄臭+微微微アンモニア臭,適温,かけ流し 料 金 500円 営業時間 要相談(お客さん次第)
鳴子温泉街のメインストリート,大正館の隣にある土産物屋の壁面に大きく「ホテル最上」と書かれているのですぐにわかる。入口は坂を上りかけた裏側にある。湯めぐりシールを使えないので注意が必要。
入口から入ってすぐ休憩スペースがあり左側に男湯,右奥に女湯がある。館内には宴会のカラオケが響き渡りすごい様相を呈していたがそんなのは関係なし。さて浴室へ。小振りな浴室で内湯が1つだけのシンプルなものです。扉を開けるとどこかで嗅いだことがある甘いにおいが立ちこめる。そうです,早稲田桟敷湯ですよ。脱衣所に戻って成分表を見るとなるほど同じである。甘い香りに若干アンモニア系の香りが混じる独特なお湯。湯口には布の袋が巻かれ,湯ノ花が浴槽に入らないように配慮している。薄白濁透明でまろやかな硫黄臭が香るお湯はやわらかく,体を包み込むような感じがする。浴室が狭い分湯気が籠もり,長湯には向かないが,桟敷湯よりはまったりできるので良いです。
湯上がりに女将さんに「桟敷湯のお湯と同じですか」と尋ねたら「はい,その通りです」とのこと。非常に懐かしい思いをした1湯だった。H19/1/9
狭めの浴室にまろやか硫黄臭が充満する。 湯口には布袋で湯花キャッチャー装備。適温になっています。