鬼首温泉(Onikobe Spa)
施設名 神滝温泉 場 所 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首 源泉名 神滝3号 泉 質 ナトリウム-塩化物泉 温 度 64.4℃ pH 6.6 溶存成分総計 1,830mg/kg お湯の様子 無色透明,無味微金気臭,茶褐色湯花,あつめ,かけ流し 料 金 500円 営業時間 要相談 残念ながら廃業していました。(H25年夏確認)
国道108号を北上し,鬼首温泉よりも手前の道沿いにある民家のような温泉旅館。温泉郷よりも離れているため見逃しやすいが,幟や看板があるので気をつけていれば大丈夫だろう。
旅館の左側奥に男女別の内湯浴室が1つずつあり,どちらが男湯,女湯と決まっているわけではない。熱めと激熱の浴室になっていて,入る客がどちらかを貸切利用するという形式をとっている。この日はどちらもやや熱めの適温になっていた。コンクリート造りの浴槽が1つだけあるシンプルな湯小屋は当然カランなど無く,昔ながらの湯治場といった雰囲気。そこに水平湯口から勢いよく湯が噴き出している。無色透明でうっすら金気臭がするお湯で,赤茶湯花が底に沈んでいる。体がじんわり温まる名湯で,湯上がりがポカポカするのが特徴だ。500円という値段はちょっと高いように感じるかもしれないが,鄙びファンにとってはマストのお湯となるだろう。
H19/12/29
シンプルな浴槽が1つだけ。当然カランなどは一切無し。 水平に注がれる源泉。金気臭がうっすら香る。 底に沈む赤茶湯花。すばらしいです。