中山平温泉(Naruko Nakayamataira Spa


施設名 菊池旅館
場 所 宮城県大崎市鳴子温泉星沼
源泉名 高砂湯
泉 質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 61.0℃ pH 8.22 溶存成分総計 457mg/kg

(Na 53.8mg, HCO3 114.3mg)

お湯の様子 無色透明,無味,温泉臭,あつめ,かけ流し
料 金 550円 営業時間 10:00〜20:00

 中山平温泉の端に位置する旅館。硫黄泉がベースになる国道沿い,熱帯植物園周辺から離れ,中山平温泉駅方向に広がる単純泉湯脈に位置する。あすか旅館の手前で左に折れるとそこが菊池旅館。自炊し止まりで3693円〜という本格自炊湯治旅館。

 雪が深く駐車スペースが1台分しかない中,贅沢に貸切利用させてもらった。男湯側から入る混浴内湯は浴槽が2つ並び,左側が適温,右側が熱めになっている。投入量の多さで熱さを調整しており,基本的に加水していないのが特徴だ。まず左側浴槽に入ってみると,ちょうど良い熱さで,無色透明,無味温泉臭のお湯が贅沢にかけ流している。自分が入った分の容積だけ豪快に床に溢れていくところがうれしい。こちらは長湯してじっくり湯治する人向けだ。続いて右側浴槽に入ってみた。するとこちらは熱めでビシッと体に染みこんでくる浴感がある。こちらは長湯ではなく,短時間浸かって洗い場でじっくり汗を出すタイプだ。個人的にはこちらのほうが好みだ。お湯は同じ源泉なのだが全く違うお湯に感じてしまう。真ん中にある扉は女湯からの入口で,普段は浴室側から入れないようになっている。
 ちなみに浴後に宿主といろいろ温泉談義に花を咲かせた。その際に女性専用浴室まで案内していただいた。ここのお湯は結構好みなので,また機会があったら訪れてみたい。

H20/2/17


  
混浴内湯左側。こちらが適温浴槽。この日は42度。  真ん中の仕切りが申し訳ない程度。    右側浴槽は熱めでこの日は45度。ビシッとした浴感

  
こちら温湯湯口。静かに少しずつ注がれる。    こちら熱湯湯口。温湯よりも多めの源泉投入になる。  女性専用浴槽。ここが一番狭めでよい。