***温泉(Secret Spa)
施設名 某下宿 場 所 宮城県大崎市鳴子温泉 源泉名 ***泉 泉 質 ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
温 度 65.2℃ pH 7.8 溶存成分総計 1,139mg/kg (Na 280mg, Ca 33.5mg, SO4 310mg, HCO3 195mg, Cl 131mg, CO2 22mg) お湯の様子 無色透明,無味,無臭,かけ流し,熱め 料 金 − 営業時間 − 現在は旅館としての営業は止め,下宿として利用している。よって日帰り入浴は原則行っていない。
大崎市鳴子温泉のどこかにある主として警察関係者が利用している下宿。以前は某電機メーカーの保養所だったものが旅館になり,その後不景気に伴って旅館を止めて現在は下宿となった。よって日帰り入浴は原則として行っていない。今回は管理人の人にお断りして特別に入浴させてもらった。
入口から入って左へ折れるといかにも保養所だったと言わんばかりの鉄扉がある。鉄扉の奥にある男女別の浴室は小さめ。脱衣所も小さめで,同時に利用するとしたら5〜6人が限度かといった広さだ。浴室内にはシャワーつきカランも3つほど並び,快適に利用できるようになっている。タイルで造られた浴槽に,無色透明,無味無臭でビリッと熱いお湯が注がれかけ流されている。これといって特長が無いお湯なのだが,体に染みこんでくるビリビリ感がたまらなく心地よい。しばらく熱い湯に浸かっていると,このお湯にお世話になっている住人の方が現れ「あれ?以前にどこかでお会いしましたっけ?」と尋ねられた。今回特別に許可をもらった話をすると,かなり珍しいですねと言われた。話を聞くと近所の人はおろか一般の外来入浴はほぼ行っていないとのこと。その話を聞いたので,なおさらこのお湯がありがたくなり,もう一度,もう一度と何度も浸かってしまった。そうしているうちに体がヘロヘロで真っ赤になってしまった。それでいて湯上がり爽快でとても心地よく感じるのだから,すばらしい湯であることがよくわかる。許可を頂いたことに対してまさに感謝の1湯でした。
H19/6/17
こちらが男湯。ホントにシンプルな浴槽が1つ。熱めの源泉がかけ流し。 湯口のパイプも剥き出しです。 入口横の洗濯機はご厚意で無料開放。