温泉(Pb Spa    


施設名 藤三旅館

場 所 岩手県花巻市
源泉名 鉛温泉(桂の湯)
泉 質 単純温泉(弱アルカリ性単純高温泉)
温 度 39.6℃ pH 溶存成分総計 455mg/kg
       
源泉名 鉛温泉(下の湯)
泉 質 単純温泉(弱アルカリ性単純高温泉)
温 度 50.2℃ pH 8.4 溶存成分総計 661mg/kg
   
源泉名 鉛温泉(河鹿の湯)
泉 質 単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 50.4℃ pH 8.5 溶存成分総計 477mg/kg
       
源泉名 鉛温泉(上の湯)
泉 質 単純温泉(アルカリ性単純高温泉)
温 度 57.5℃ pH 8.5 溶存成分総計 821mg/kg
お湯の様子 どの湯も大差がない。無色透明,微塩味,無臭,かけ流し
 白猿の湯(自炊部)…桂の湯+下の湯   
 清流の湯(自炊部)…河鹿の湯+下の湯
 河鹿の湯(自炊部)…下の湯+河鹿の湯  
 龍宮の湯(旅館部)…上の湯+河鹿の湯
 白糸の湯(旅館部)…上の湯+河鹿の湯
料 金 700円 営業時間 7:00〜19:00

 花巻温泉の南、花巻南温泉郷の奥に位置する。自炊部と旅館部があり,どちらも湯治客で賑わっている。

 名物白猿の湯は混浴で,深さが1m40cmほどあり,心地よく入浴が可能であるが,女性にとってはかなりハードルが高い。朝8〜9時と夜19時〜20時まで女性専用タイムがあるので,それを利用して入浴すると良い。白猿の湯は左右どちらからでも下っていけるようになっており,旅館の廊下よりもかなり下へ下る造りになっている。足下から湧出するお湯は2つの源泉を混合させた物を利用している。
 自炊部の一番奥にある河鹿(かじか)の湯は,タイル作りの清潔感がある浴槽で,すぐ横のまどから河を見下ろすことが出来る。お湯が少し温めだった。全ての浴室の中で一番明るいので体を洗うのには丁度良い。
 白猿の湯の向かいにある露天風呂は,熱めの源泉をたっぷり利用しているので体を温めるために入りたい。特に,露天風呂よりもさらに川へ降りた方にある小さな露天風呂は一番下の湯源泉を多く利用しているためよく温まる。小さな露天風呂に降りる石段の間を捨て湯が川のように流れていく仕組みも面白い。
 旅館部1階には竜宮の湯(女性専用)と2階に白糸の湯(男性専用)がある。白糸の湯は別名アトミック風呂とも呼ばれる。午前中は男女が入れ替えになっているのでどちらかを利用できる。
 4つの源泉をうまく混合して利用している。藤三旅館の名物といえば白猿の湯と呼ばれる立ち湯が有名だが,逆にこれだけ浴室が多く存在していて,どれにも入浴することが出来るという良さもあるので,来た際にはぜひ,全ての浴室を制覇してみてほしい。

H17/10/17


 久しぶりに藤三旅館へ行って来ました。温泉友達とのオフ会で利用したためです。次の日の用事があるので、宿泊せずにそのまま帰りましたが、久しぶりに白猿の湯を味わっただけでなく、初挑戦の白糸の湯も味わうことができました。桂の湯は以前のままで、竜宮の湯の替わりに銀の湯ができていました。お湯はやさしく、とても満足のいくものでした。

H29/3/4


  
名物立ち湯の白猿の湯。本当に深い。逆に落ち着かない?  自炊部の湯。河鹿の湯。       旅館部,龍宮の湯。岩を伝ってお湯が注がれる。

 
露天風呂の内側にある内湯。浴槽が新しい。   やや熱めの露天風呂。この下にもう一つ隠れている。

 
この石段の間をぬうように上の露天の捨て湯が落ちていく。  一番気持ちがよい川のすぐ横の露天風呂。オススメ。