野沢温泉(Nozawa Spa)
施設名 | 真湯 |
住 所 | 下高井郡野沢温泉村豊郷 |
![]() |
|
源泉名 | 真湯1号、真湯2号及び真湯3号の混合泉 |
泉 質 | アルカリ性単純硫黄泉 |
溶存成分総計 | 612mg/kg |
水素イオンpH | 8.5 |
湯 温 | 48.0℃ |
お湯の様子 | 緑色白濁、硫化水素臭、熱め、黒湯花、かけ流し |
料 金 | 寸志 |
営業時間 | 5:00-23:00 |
野沢温泉共同浴場13湯の1つ。ここの源泉はいつも濁り湯で、しかも黒い湯花(下の写真、見えるかしら)が出ることで有名。今回は旅の途中でふらりと立ち寄ってみた。![]() 久しぶりに入ったが、やはり混み混みだった。ここは以前も独占できなくてまともな画が撮れない。画が無くても、心の中にこの名湯がしっかり残っているから良しと! ![]() |
2024/8/11 |
野沢温泉の真湯は谷を一つ越えた先にある。その温泉街の奥に真湯共同浴場がある。こちらは最近建て直したばかりで,木造の湯小屋が新しくピカピカしていた。建物の内部は以前と同じ造りのようで,一緒に同行した知人は昔と同じだと教えてくれた。
狭い脱衣所の奥に一体型となったタイル浴室が見える。やはりここも脱衣所一体型だ。注がれているお湯は…,エメラルドグリーン白濁の硫黄泉ではないか!これには感動しました。実に不思議な色で,美しい色にもかかわらず中に舞っている湯花は黒いヒジキのような湯花なのである。そのヒジキ湯花が不気味に漂う中,このグリーン白濁の硫黄泉に浸かってみた。ちょうど適温で入りやすい温度だ。おもむろに知人が「湯が追加されてないもんなぁ」と湯口にしてあった仕切り板を外すと,ドボドボと激熱源泉が注がれ始めた。ものの1分も経たないうちに湯温が1℃ほど上昇する。
笑いながら「あと1時間も放っておけば激熱で誰も入れなくなるだろうな,はっはっは。」と言っていた。さすが野沢歴が長い知人だ。本来熱いはずの真湯のお湯を軽くさらりと語ってしまうところがすごい。
それにしてもこのお湯はすばらしいです。日によっては透明になる日もあるらしいが,やはり黒い湯花はいつも通りだという。ここのお湯も野沢訪問の際は必ず立ち寄ることになりそうだ。
H19/7/15