村山ゆざ温泉(Yuza Spa)   


施設名 あいかも会館
場 所 山形県村山市本飯田字湯沢
源泉名 松田源泉
泉 質 単純冷鉱泉
温 度 16.5℃ pH 8.7 溶存成分総計 204mg/kg

(HCO3 82.3mg, HS 0.3mg)

お湯の様子 無色透明,無味,硫黄臭,加温あり,循環利用
料 金 400円
(食事あり200円)
営業時間 11:00〜14:00

 村山市国道13号線から富並方面をめざす県道沿いにある蕎麦屋兼旅館。近くを通りかかったのが昼前の時間で蕎麦でも食べたいと思っていた所だったのでちょうど良かった。以前訪れたときは時間外だったことと忙しかったことから日帰りを断られたのだが,今回は快く受け付けてくれた。蕎麦を後から食べることにし,まずは地下にある浴室へ向かった。食事どころを巻くように廊下を進み,そこから階段を階下へ下る。一番奥が男性用浴室だ。入り口にはタオルが無い人用に貸しタオルまで準備してあった。

 浴室に入ると,斜めの仕切り壁の手前に台形の浴槽が1つ鎮座しているのが見えた。洗い場が手前に広く取られており,奥にこぢんまりと浴槽があるといった感じだ。湯口からは勢いよく無色透明なお湯が張られており,若干白濁しているようにも見える。無色透明,無味若干硫黄臭がするお湯で,これといって特徴はあまり感じられなかった。左側にある加水蛇口をひねってみると,やはり出てきましたよ源泉がそのままで。こちらの源泉すばらしい硫黄臭があり,硫黄味もしっかりとある。すばらしい!しばらく蛇口をひねっていると浴槽から少しだけオーバーフローし始めた。蛇口周辺ははっきり硫黄臭が,湯面からもうっすらと硫黄臭が香るようになった。少しずつこの源泉を入れて循環させるとかなり良いお湯になるんだなぁと感じた。これで源泉水風呂があれば贅沢極まりないことになりそうである。

 湯上がりに食事どころへ向かうと座敷のテレビから「君が代」が聞こえてきた。折しもこの日は北京オリンピックの200m平泳ぎ決勝の日だった。テレビの奥では北島康介さんが表彰台の上でガッツポーズをしていた。硫黄臭のする風呂ですいすい水浴びをしている間に北島選手は金メダルをとっていたわけで…。ある意味メモリアルな1湯になりました。このあと出てきた蕎麦も大変美味しく頂きました。

H20/8/14


 以前とは違い、消毒臭が強く感じられました。硫黄臭のプンプンする源泉を投入しても塩素の香りが無くなりません。シャワーが源泉であることに初めて気づきました。ここも「カラン最高」の施設になるんでしょうねぇ。

H23/2/11


  
小さめな浴槽に広い洗い場。ふしぎなついたての奥は特に何も無し。    加温のための循環湯口。      この冷たい源泉が最高なんです。硫黄臭抜群!