川渡温泉(Naruko Kawatabi Spa)
施設名 板垣旅館 場 所 宮城県大崎市鳴子大口川渡 源泉名 神の湯 泉 質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉・硫酸塩泉 温 度 47.5℃ pH 8.2 溶存成分総計 1,082mg/kg お湯の様子 薄緑色透明,硫黄臭,弱硫黄味,熱め,かけ流し,加水無し(旧浴室) 料 金 300円 営業時間 要相談
川渡温泉の温泉街から1本横道に入ったところにある。古い旅館だったが,最近新しい浴室と部屋を拡張した。
風呂は2カ所あり,昔からの広めの混浴浴室と,新しい作りの大浴場がある。
新しい造りの大浴場は,男女別で新館のほうにある。ロビーは広いが浴室は小さめ。小さい分源泉をうまく生かせている。こちらは白濁していて,新しめの浴室なのにかなり成分が蓄積しているのがわかる。黄色濁りの川渡色をした硫黄泉で,肌にやさしく差し込んでくる感じ。適温でとても心地よい。シャワーや洗い場がしっかりしている分万人受けの感がある。
源泉が熱い方を望むんだったら混浴浴室だと言われ,迷わず混浴浴室へ。ここは狭いが狭い分フレッシュな源泉を思い切り堪能できる。一度源泉口で湯を冷まし,そのままとぷとぷと注いでいる。源泉口ではあまり色は感じられないのだが,浴槽に注がれてから黄色みを帯びてくるようである。硫黄臭のするぴりっと熱いお湯がなみなみと注がれている。源泉口の横からは大量の余り湯がそのまま脇の側溝へ捨てられている。その側溝が浴室をぐるりと回っているので。それを見ているともったいない気分になってくる。H16/9/3
男女別浴室内湯。濁りが入っているが源泉は同じ。 かなり気合いが入った湯口。硫黄臭がうれしい。
新しい男女別の浴室より混浴浴室のほうがいい感じ。 混浴旧浴室の源泉口。ここには白っぽい湯花が