川原毛温泉(Kawarage Spa)
施設名 川原毛大湯滝 場 所 秋田県湯沢市高松 源泉名 川原毛温泉
泉 質 酸性-含二酸化炭素-鉄(Ⅱ)-塩化物泉 温 度 94.5℃ pH 1.41 溶存成分総計 2,600mg/kg (Ca 167mg, Mg 143mg, Fe(2) 64mg, Cl 2108mg, CO2 2428mg)
お湯の様子 無色透明明礬臭,酸味+塩味,自然の川,6月〜8月が適温 料 金 無料 営業時間 自己責任の範囲内で
最近メジャー化してしまった。国道13号旧雄勝町と湯沢市の境目,須川郵便局の交差点を栗駒方向へ折れ,三途川渓谷を目指す。そこから今度は川原毛地獄を目指し細い市道を進むと川原毛地獄駐車場まで行ける。そこからは登山道を徒歩15分程度進むと滝がありそこが天然温泉。以前はそんなに観光客も多くなく,「すっぽんぽん」で入ることができたが,最近では常に20人以上の観光客がおり,自然と水着を着用するようになってしまった。ここまでくるともう温泉情緒は何もない。昔が懐かしいものである。 お湯は酸性でぴりぴりするものでつるつる感もある。硫黄臭というよりは硫黄臭が抜けた酸性のにおい(明礬臭)のような香りがする。なめるとかなりすっぱく,塩味も感じられる。左側の滝はやさしい滝でその滝壺には深めのポイントがありそこが一番心地よく入浴できる。右側の滝はかなり激しく落ちていて,その下に入るとかなり痛い。無理は禁物だろう。心地よく湯浴みした後は,行きよりも長めの時間が必要になる。体力はしっかり残しておきましょう。
夏は適温になるが,初夏や秋はぬるくて入れない。秋口や雨上がりで増水しているときなどは,駐車場すぐ下の川原で穴を掘り,沢水と混入させ,自分だけのオリジナル露天風呂を作れる。それもまたオツなもの。人のいない大湯滝でゆったりできるとすれば,今のご時世,奇跡に近いのかもしれない。
H15/8/15再訪
8月のど真ん中シーズンに再訪しました。平日の早朝だけあって当然貸切でした。30分も貸切できるとは,川原毛温泉では考えられないことです。やはりここは水着ではなく,すっぽんぽんで入るのが一番気持ちいいですね。観光地ではなく温泉ですから。新しく温泉分析表なんかも設置されていて,本格的に温泉地になったんだなぁとあらためて実感しました。
H18/8/9再訪
駐車場から徒歩で歩き始めてまず橋を渡ります。 途中の登山道はあちこち崩れていて補修の跡が痛々しい。 やっと見えてきました。あと1歩です。
混んでいるときの様子。当然水着です。 この日は貸切。左側の滝壺。 間にある深い湯だまり。ここが一番気持ちいいです。
滝下から滝を臨む。迫力満点。 修行のまねは命がけです。 駐車場から見える川原毛地獄。熱湯が噴き出します。