嶋田鉱泉（Shimada Cold Spa） 

施設名	ニュー嶋田荘
場　所	岩手県山田町豊間根
源泉名	嶋田鉱泉
泉　質	含鉄単純冷鉱泉
温　度	−	ｐH	6.1	溶存成分総計	48.3mg/kg
（Fe 5.3mg）
お湯の様子	無色透明，弱酸味，無臭，加温あり，循環利用
料　金	450円	営業時間		8:00〜21:00

国道４５号線の山田町豊間根駅前よりも海側に位置する鉱泉宿。目印は豊間根駅。駅前の交差点よりも手前を曲がる。あとは手書きの楽しい看板が宿まで誘導してくれる。ちなみに曲がってすぐのＴ字路を右に曲がると本来長内鉱泉があったのだが，平成19年に燃料高騰の煽りを受けて廃業してしまい，現在は跡形もなく更地になってしまっている。 　山奥の行き止まりの場所にニュー嶋田荘がある。その名前の通り旧嶋田荘も残っており，雰囲気のある湯小屋も見える。残念ながら現在は使っていないということだった。 　恵泉の湯と書かれた扉を開けるとそこに脱衣所があり，内湯へと繋がっていく。昔ながらの湯治場の雰囲気を持っており，この日も体を悪くして湯治をしているお客さんが数人すでに浴室内にいた。タイル張りの大きな浴槽が一つあり，中央よりもやや右側よりに仕切りの板が１枚入っている。湯口から注がれるお湯は熱めで循環利用されている。右側浴槽はかなり熱く，この日は４６℃程度あった。左側の浴槽は，入る人が加水をしていて若干温め。とはいえ４４℃ほどの熱さだ。こちらにも小さいパイプ湯口があり，少しずつお湯が注がれている。うっすら濁っているかのように見えるのは循環からなのか，それとも成分なのかはよくわからないが，とてもよく温まり，一度浸かると上がったあとには大量の汗が噴き出してくる。前に入っていた客が大量加水している様子を見て，もしやと思い蛇口の水を口に含んでみると…。すばらしい，やはり源泉でした。源泉は冷たいが酸味があり，飲泉するとおいしい味がする。この源泉はとても気に入りました。しばらく源泉を出しっぱなしにしてフレッシュなお湯を味わった。２つの浴槽とも熱めなので，どちらかをさらに仕切ってぬるめにするともっと使い勝手が良くなるかもしれない。 H20/8/4

　　
２つの浴槽が並ぶ。　　　　岩湯口のあるほうが熱め，もう片方がやや熱め。　　　この湯口から循環湯が注がれる。

　　
左側浴槽についているこの湯口が源泉湧出湯口。すばらしい鉱泉が継ぎ足し放題です。　　中央の仕切りはあとから作ったか？　　こちら営業していない旧嶋田荘。