渡り温泉(Watari Spa   


施設名 ホテル さつき

場 所 岩手県花巻市湯口字佐野
源泉名 花ごころの宿渡り(さつきの湯)
泉 質 単純温泉
温 度 67.4℃ pH 8.3 溶存成分総計 901mg/kg
お湯の様子 無色透明、無味、若干温泉臭(露天風呂)、かけ流し
料 金 600円 営業時間 11:00〜20:00

 渡り温泉にある立派な大規模ホテルで、日帰り入浴も受け付けてくれる。今回は最初に間違えてかえで入り口に行ってしまったが、奥にあるさつきの受付で気を取り直して入浴料を支払い、さつきの大浴場へ向かった。大浴場は入り口から入って地下1階にある。(※「さつき」と「かえで」は同じ経営者で繋がってはいますが、入り口が各自あり別々にフロントがあるため、紹介は2施設に分けて紹介します。)

 大きな脱衣所はたくさんの人たちでごった返しており、お風呂には30人くらいいただろうか、そのぐらい大盛況だった。大浴場は大きな浴槽が一つあり、壺のような形をした大きな瓶から豪快にお湯が注がれている。消毒臭などはせず、吸い込み口もなく、それでいてかけ流しの量と違うような…。不思議な思いをしながらお湯に浸かってみると、すこぶる気持ちが良いのがわかる。大規模ホテルの割にはとても良い湯遣いだ。今度は露天風呂へ行ってみる。こちらはこんなに混んでいるにもかかわらず貸切で利用できた。露天風呂は内湯よりもお湯から温泉臭が香る。湯遣いは良さそうだ。露天風呂全体を探したが吸い込み口もなく、かけ流し利用だ。けれど、落ち葉などが底に堪っていてちょっぴりぬるぬる感が残る浴槽になっている。これがもしかすると貸切になっていた理由かもしれない。でも、入浴料600円でこれだけのお湯を味わえるなら全然文句はない。
 この後、着替えをしてから「別邸かえで」へ向かうことになるが、この渡り温泉はその名の通り「長い渡り廊下」を歩いて隣の別邸のお風呂にも入れるのだ。たくさんいたさつきの浴客はこのことを果たして知っているのだろうか?(かえで編へ続く)

H29/3/4


  
こちらが内湯。広いんです。そして湯口が壺型で、豪快に注がれているんです。吸い込み口は見つけられませんでした。   露天風呂は吸い込み口がありませんでした。