湯の川温泉(Yunokawa Spa)
施設名 ホテル新松 場 所 北海道函館市湯川町2丁目 源泉名 − 泉 質 ナトリウム・カルシウム−塩化物泉
温 度 − pH − 溶存成分総計 − お湯の様子 うす鶯色濁り,熱め,塩味+ 苦み,弱石膏臭,かけ流し 料 金 400円 営業時間 要相談
湯川2丁目にある中規模温泉旅館。平成10年に宿泊で利用して以来実に10年ぶりの再訪となる。見た目はリフォームによりきれいになったが、中は昔のままで非常に懐かしく感じた。
入り口から入って中庭を取り囲むように回り込んで浴室へ向かう。男女別の内湯が1つずつあり、浴槽が1つあるだけの実にシンプルな造りだ。広めの浴槽は一度に20人くらい浸かれそうな位の大きさで、ライオン湯口からどばどばとお湯が注がれ、かけ流しの穴からかけ流されている。湯の川温泉の無色透明なお湯とは違って、うっすら鶯色に濁りを呈している。独自源泉だと思われるのだが、正式な分析表がないためよくわからない。苦しょっぱいお湯は熱めでキリリとする浴感がある。うっすら石膏臭のような土類系の香りも漂っている。こんな広いお湯に自分だけぽつんと入っていると、本当に贅沢な気分になる。公衆浴場とほぼ変わらない値段で入れるので、のんびり湯に浸かりたいときはこういう味わいがある旅館も良いかもしれない。
H20/5/6再訪
一度に20人くらいが利用できる浴槽が1つ。色が濁り湯です。 ライオン湯口も精悍な顔つきをしている。 廃湯口もすっかり成分でコテコテになっている。