ウトロ温泉(Utoro Spa)
施設名 温泉民宿 酋長の家 場 所 北海道斜里町ウトロ 源泉名 しれとこ温泉(6,9,10,11号混合) 泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 温 度 63.4℃ pH 6.8 溶存成分総計 9,995mg/kg (Na 2860mg, Cl 3739mg, Fe2 0.9mg, Fe3 30.7mg, Mg 129mg)
お湯の様子 黄土色濁り,熱め,塩味,微金気臭+土類臭,かけ流し 料 金 日帰り不可 営業時間 −
世界遺産知床の中にある一大温泉地ウトロ温泉にある日帰り入浴不可の施設「酋長の家」に宿泊した。1泊素泊まりで4800円。夜遅く到着して,朝早く発つ我々にはもってこいの宿だった。1階には土産物屋も併設しており,アイヌ民族の伝統手作り品などを販売していた。
浴室は地下にあり,男女別に分かれている。3人が入ると息苦しくなるような狭い浴室で,浴室の1/3を占める長方形浴槽はやや深めの設定になっている。壁の横から浴槽の中にパイプを通して底からお湯を注がせてかけ流している。小さな浴槽に熱めの源泉がかけ流し。しかもその源泉が食塩泉だとなるともう大変だ。浴槽に入ろうとすると,何と湯の温度が47℃もあった。かき混ぜて攪拌し46℃まで下げてからいざ体を沈めてみる…。自分でも心臓の鼓動がどんどん早くなっていくのがわかる。ビリビリ肌に染みこむだけでなく,猛烈に温まるお湯なのだ。寒い冬を乗り切る知床らしい力強いお湯だ。1分浸かって洗い場に座り込むと,一気に体中から汗が噴き出してきた。この汗がなかなか止まらないのだ。浴室が狭い分だけ湿気がたまりやすく,スチームサウナの効果も高いのかもしれない。とにかく汗がひかずに困った。汗を流すためにお湯を体にかけるのだが,それがまた汗を流す原因になってしまう。何とも嬉しい悲鳴だ。
さすがにヘロヘロになってしまい,部屋に戻ってすぐに眠ってしまった。朝にもう一度浸かろうかと思ったが,次の日の日程を考えると…,今回はパスすることにした。ウトロ温泉のお湯は力強いということを肌で実感した宿泊だった。H20/7/20宿泊
浴室は地下にあり,小さめの3人サイズ。 熱いお湯が熱いままかけ流し。熱すぎますハイ。 部屋は清潔でとても気持ちよく利用できました。(隣部屋)