虎杖浜温泉(Kojohama Sea side Spa)
施設名 ホテル王将 場 所 北海道白老町 源泉名 − 泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉) 温 度 50.0℃ pH - 溶存成分総計 1,224mg/kg お湯の様子 薄茶褐色透明,やや熱め,薄塩味,かけ流し 料 金 400円 営業時間 −
国道36号線沿いにある虎杖浜温泉のほぼ中央に位置する温泉旅館。入り口の看板の「ホ」の字や「テ」の字が落ちてしまい,「ホ ル王将」「 テル王将」となっているのが非常に愛くるしい。入浴料を支払う受付の前には,川がないのになぜか太鼓橋の幸運橋があり,思わず急傾斜を上ってしまった。
内湯は浴槽が広めで一度に12〜15人は入れそうな広さでタイル造りの長方形をしている。パイプ湯口から茶褐色透明のお湯が注がれ,前面からかけ流されている。湯からはほんのりモール系アブラ臭が香り,やや熱めのお湯が雨に濡れた体をしっかり温めてくれた。
露天風呂はと…。???。どうやら浴槽の向こう側の階段を上って行けるらしい。が,浴槽の中を通らないと露天風呂にたどり着けない仕組みだ。なるほど,さすがテル王将。すばらしい工夫だ。この内湯のお湯を味わってから露天をお楽しみくださいという宿からの隠れたメッセージだと感じた。さっそく内湯をジャブジャブ渡り,階段を上って露天風呂へ出た。内湯よりだんぜん狭く,窮屈な露天風呂は奥で女湯と繋がっているらしく,結局,手前の壁と壁の間でひっそりと湯浴みすることになた。わざわざジャブジャブしてきたのに…。お湯はなかなか素性の良い一級品。浴室などの設備はかなりB級感が漂う名旅館だと思う。個人的には立ち寄れて本当に良かった。H20/7/21
こちらが内湯のタイル浴槽。右奥に見えるのが露天入口 内湯浴槽を歩いて渡ると露天風呂へ進める。 露天風呂の奥で女湯と繋がっている。行き過ぎ注意。