虎杖浜温泉(Kojohama Sea side Spa


施設名 北京飯店
場 所 北海道白老町竹浦
源泉名 白老臨海温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)
温 度 pH - 溶存成分総計
お湯の様子 薄茶褐色透明,適温,アブラ臭+モール臭,薄塩味,かけ流し
料 金 800円以上の食事 営業時間 要予約

 国道36号線沿いの虎杖浜温泉郷の中央。一応温泉名は白老臨海温泉と呼んでいる。海の荒れているときや満潮時は波が高くなる危険があるため以前は入浴を断っていたのだが,平成19年に海岸沿いにテトラポットを配置したためその危険性が無くなり,いつでも快適に入浴できるようになった。食事を800円以上することと,事前に予約することがここのお湯に浸かるための条件だ。事前に予約を手配してくれたGさんに心から感謝したい。

 さて,さっそく注文を済ませ,醤油ラーメンとチャーハンを食した。醤油ラーメンは自分の好みの味で十分満足が行けた。中略。食事を済ませ,いよいよ階段を下って暗い浴室へと向かった。ほぼ海面と同じ高さの浴室は2つあり,手前の方を利用できるように,店主が予め湯温設定などに気を配ってお湯を準備していてくれた。ジャスト42℃の適温で,加水なしの状態でかけ流されていた。すばらしいお湯へのこだわりだ。2人入るといっぱいになる広さの浴槽に身を沈めると,勢いよくお湯が溢れていく。しばらくするとまたすぐ湯がたまり,新鮮なお湯がどんどん注がれているのがよくわかる。薄暗いのでお湯の色はじっくり見られなかったがうす茶褐色透明のお湯だと思われ,口に含んでみるとうす塩味が感じられる。湯面からはうっすらアブラ臭ともとれるようなモール臭が香っている。溢れたお湯でトドになる友人を眺めながら,極上品のお湯に浸かり続けた。

 この北海道旅行のラストを飾るお湯にふさわしいすばらしい中華料理店でした。

H20/7/21


  
温泉を利用するには①予約制,②800円以上の食事,が条件。    この日は醤油ラーメンとチャーハン。    階段を下って浴室へ。期待が高まります。

  
2つある貸し切り浴槽のうち,手前のほうを利用。  店主がお客さんの予約時間に合わせて源泉100%のこだわりのお湯を準備する。   このあふれ出し,たまりません。