濁川温泉(Nigorikawa Spa)
施設名 温泉旅館 天湯 場 所 北海道茅部郡森町字濁川 源泉名 濁川温泉(天湯) 泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 温 度 46.1℃ pH 6.4 溶存成分総計 2,458mg/kg (Na 406mg, Cl 564mg, HCO3 525mg, HS 0.1mg, H2S 0.3mg, CO2 607mg)
お湯の様子 薄白濁、炭酸味、金気臭、泡付きあり、やや熱め適温、かけ流し 料 金 400円 営業時間 11:00〜21:00(宿泊客がいる時は朝遅めという設定)
森町濁川温泉の中心部にある温泉旅館。濁川小学校の十文字から左手へ曲がりすぐ看板が見えてくる。もともとは「温泉旅館天龍」といったのだが、経営者が代わり「天湯」となった。昔の建物は手前に残されており、その奥に新しく立て直された平屋の建物が見える。
入り口から入ってすぐのところに男女別の浴室がある。浴室には丸い形の浴槽と細長い飛び出しナイフのような形の浴槽が2つ並ぶように配置され、その形が重なる根本の部分に岩からお湯が注がれている。浴室全体にふんわりと金気臭が香り、湯気で浴室がスチームサウナ状態になっている。手前の浴槽が熱めで45度。奥の細長い浴槽が43度ほどの湯温で、どちらも源泉そのままの状態で注がれ、お湯の投入量によって温度を変えてかけ流されている。お湯の色はうっすら鶯濁で、口に含むと炭酸味がする。細かい泡付きがあり、しばらくお湯に浸かっていると体中が泡まみれになる。湯面近くまで顔を沈めていくと湯面から香ってくる金気臭についついうっとりしてしまう。本来外に露天風呂があるのだが、この日はお湯が張られていなかった。
湯上がりは汗が止まらず、しばらく汗がおさまるまで時間がかかった。非常に温まるお湯だ。濁川温泉で一番温まるお湯なのかも知れない。H20/5/4
入り口から入って見た様子。手前の円形が熱い浴槽。奥の細長いのが適温浴槽。 岩の隙間からお湯が注がれてかけ流し。
かけ流しスポット周辺は真っ赤に染まる。 熱め浴槽と適温浴槽の境目。 うっすら細かい泡がつきます。体をなでるとシュワシュワになります。