雌阿寒温泉(Meakan Spa


施設名 野中温泉別館
場 所 北海道足寄町茂足寄
源泉名 野中温泉3号
泉 質 食塩石膏硫化水素泉
温 度 42.0℃ pH 6.0 溶存成分総計 4,226mg/kg
お湯の様子 無色透明,やや炭酸味+苦味,弱松ヤニ臭+硫化水素臭,適温
料金 350円 営業時間 9:00〜20:00

 足寄町の外れにある雌阿寒岳の麓にある温泉。野中温泉という宿とは別で,こちらがメインの温泉旅館になる。日帰り入浴も積極的に受け付けてくれる。

 浴室は旅館の一番奥にあり,のれんをくぐるとそこが男性浴室の脱衣所となっており女性脱衣所の入口が真横のブラインドになっている面にあるためついうっかり女性が男性脱衣所に迷い込みそうになる。湯小屋が全て木で造られたもので,風情がある。最近建て替えられたばかりのようで,木の香りが浴室に漂っている。お湯は青みがかった無色透明なお湯で,硫化水素臭と浴室の木の香りが混ざったような不思議な香りがする。そんなにぴりぴり感がないお湯で,ゆっくり浸かってもあまり疲れないような感じがする。真ん中の湯口付近でやや熱めのお湯を満喫していると間違いなく幸せな気分を味わうことができる。露天風呂に出てみると,女湯からも来れるようになっており,申し訳ない程度のついたてしかないため逆に恐縮してしまう。なので今回は思い切り内湯のほうを堪能した。隣の野中温泉と湯小屋の雰囲気が似ているので,好みに応じて利用施設を決めると良い。

H18/7/15


  
内湯浴槽。水色がかって見える無色透明なお湯。  硫化水素臭が濃いのが特徴。   露天は狭めで,女湯とつながっている。