川湯温泉(Kawayu Spa


施設名 川湯公衆浴場
場 所 北海道弟子屈町川湯温泉
源泉名 川湯温泉
泉 質 酸性・含鉄(Ⅱ)-硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
                      (硫化水素型)
温 度 44.2℃ pH 1.8 溶存成分総計 4,134mg/kg

(Na 568mg, K 84mg, Mg 55mg, Ca 109mg, Al 29.4mg, Fe(1)21.4mg, Fe(2)10.2mg, SO4 1336mg, H2S 5.6mg)

お湯の様子 無色透明,レモン味,明礬臭+硫黄臭,熱め,かけ流し
料金 200円 営業時間 8:00〜20:00 1日,15日定休

 弟子屈町にある有名温泉街「川湯温泉」にある公衆浴場で,国道沿いの目立つ場所にある。「ゆ」の看板が目印なのですぐに見つかる。

 昔ながらの休憩室を抜けると奥に男女別浴室が1つずつある。広い脱衣所を抜けると奥に浴槽が2つあり,片方が源泉100%の熱湯浴槽でもう一つが加水有りのぬるめ浴槽となる。浴室のタイルはあちこちがはがれ,かなり老朽化している。お湯は無色透明で明礬臭と硫黄臭が混ざった鼻につくにおいがしてとても心地よい。肌に突き刺さるようなビリビリ感があり,長湯すると体がいたくなるのではないかと思うくらい強烈な浴感がある。泉質的には蔵王と草津の中間といったところで,硫黄泉マニアにはたまらないお湯。一緒に入っていた地元のおじさんも自分たちの温泉を一生懸命絶賛していた。日常毎日入るにはとても厳しいお湯だが,時々ふと無性に入りたくなってしまうようなすばらしい泉質。時間の都合でほんの少ししか味わえなかったので,今度来るときは川湯温泉の他の施設のお湯も味わってみたい。

H18/7/16


  
こちらが浴槽。窓の外に見えるのが下段にある湯さまし用集湯槽。   湯口は超シンプル。タイルの間の塩ビパイプ。   こちらが冷ました加水浴槽。

  
一旦外の湯さまし用の集湯槽にお湯をためてから注がせる。   印象的な「ゆ」の看板が目印。   昔ながらの共同浴場の雰囲気が漂う待合室。