川北温泉(Kawakita Spa


施設名 川北温泉 鐵の湯
場 所 北海道標津町字川北
源泉名 川北鐵の湯温泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
温 度 49.4℃ pH 7.8 溶存成分総計 17,070mg/kg
(Na 3892mg, Ca 2262mg, Fe(1) 1.4mg, Cl 9513mg, SO4 1358mg, CO2 30.5mg)
お湯の様子 黄土色濁,微金気臭,塩味,熱め,かけ流し
料金 400円 営業時間 11:00〜21:00

 根室支庁の標津町にある温泉施設で,鉄工所の敷地内にあることから鐵の湯と名付けられている。最近できたばかりのお湯で,地階にフリーマーケットを設けるなどいつも地元民でにぎわいを見せている。

 男女別の内湯が1つずつあり,それぞれにサウナも併設している。内湯はさらに2つに区切られており,片方は源泉直入れで熱め,もう片方はその廃湯で温めの設定。黄土色で薄濁りがあるお湯でかなり塩辛いお湯。俗に言う塩化物強塩泉だが,成分の都合上ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となっている。脱衣所にはなぜか浮き輪があり,子どもが遊ぶためになのか知れないがずいぶんアットホームな雰囲気が漂う。女性浴室にはゴムボートまであった。もしかしてこの地は大雨で流されて・・・。なんてことは無いですね。お湯は強烈に温まり感があるお湯で,長湯できそうもないお湯。しかも湯口付近は45℃とかなり熱めの設定。今回の旅行の中で唯一濃い食塩泉だったため,久しぶりに懐かしさを感じた。やはり 本州であれ北海道であれ日本中どこへ行ってもナトリウム-塩化物泉はポッカポカになります。

H18/7/16


  
入口は一見どこかのスナック風の扉。         入口にはいると料金箱はペットボトル。     これが男湯。大深度掘削にありがちな塩化物泉。

  
湯口はそのままパイプから注がれます。湯口がわが熱めで他方がその廃湯でぬるめ。   女湯にあるゴムボート。ノアの箱船用か?  脱衣所に浮き輪。水害対策か?