標茶温泉(Shibecha Spa


施設名 民宿 味幸園
場 所 北海道標茶町字下御卒別
源泉名 標茶温泉(温泉旅館 味幸園)
泉 質 アルカリ性 単純温泉
温 度 46.6℃ pH 9.0 溶存成分総計 699mg/kg
(Na 187mg, Cl 165mg, HCO3 115mg, CO3 43mg, HS 0.6mg)
お湯の様子 コーラ色透明,熱め,無味,モール臭,かけ流し,あわつきあり
料金 宿泊利用のため不明 営業時間 宿泊利用のため不明

 北海道温泉巡りの2日目の宿として標茶町にある温泉旅館味幸園に宿泊した。この旅館は温泉チャンピオンのG氏がここの食事がすばらしいと絶賛していたので今回はリッチにも一泊二食付きという贅沢な設定で宿泊した。当然ご当地料理である鹿鍋とジンギスカン鍋を注文した。ハプニングのために到着が遅くなり宿の人に迷惑をかけたが,ボリュームある料理 をとりあえず満喫できた。当然追加注文&ご飯のマンガ盛りはお約束。

 夜21時までは地元民中心の公衆浴場として利用されているためかなり賑やかになっていたが,さすがに22時を過ぎると静かになり,宿泊している我々だけの貸切タイムとなった。 浴室に入ると右側と左側に浴槽が1つずつあり,それぞれにライオン湯口から熱めのお湯がざんざんと注がれかけ流されている。両方の温度は同じだが,浴槽の広さが違うため,広めの浴槽がやや熱めで狭い浴槽がかなり熱めになっている。どちらもぬるつる感が強くとても気持ちがよい。ほどよいモール臭が鼻を突き,かなり気分良くお湯に浸かることができる。早朝の4時にまたたった一人で貸切風呂を満喫したがやはり気持ち良いです。夜よりも数倍ぬるつる感があり,肌が溶けてしまいそうな錯覚に陥ってしまう。湯の表面には泡の膜が張り,これでもかといわんばかりに熱い湯がかけ流されている。何という贅沢。こんなにお湯を独り占めして良いのでしょうか。自分だけ両側から溢れるお湯をせき止めてトドとなり,30分ほど浴室で眠ってしまいました。宿泊ならではの出来事です。
 この旅館,テレビがコイン式で通常の放送もお金が掛かる以外はパーフェクトといっても良いでしょう。次回泊まるときは素泊まりで利用し近くのグルメをもっと満喫してみたいです。それよりも気になったのがこの味幸園は入口の看板を見ると「川魚料理,鯉の洗い,・・」と名物料理が書いてある。今回の料理ではそれを微塵も感じさせなかったが,ジンギスカンや鹿鍋はいったいいつから名物になったのか? うぅん実に不思議である。

H18/7/16宿泊


  
こちらがG氏絶賛の鹿鍋。ぐつぐつ煮えています。   右側浴槽。やや熱めのモール泉。  湯口はライオンが勇ましいです。

  
こちらが左側浴槽。狭めなので右側浴槽よりもフレッシュで熱い。 こちらもライオン湯口です。 どうやら道東一すごい天然温泉らしい