肘折温泉(Hijiori Spa   


施設名 ゑびす屋旅館
場 所 山形県大蔵村南山字肘折
源泉名 組合4号源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹−食塩泉)
温 度 60.3℃ pH 6.4 溶存成分総計 2,575mg/kg

(Na 753mg, Ca 69mg, K 64mg, Mg 24mg, Fe(2) 2.1mg, Cl 900mg, HCO3 754mg)

お湯の様子 薄鶯色透明,やや熱め,温泉臭+土類臭,炭酸味,かけ流し
料 金 300円 営業時間 お客さん次第で要相談

 肘折温泉のメインストリート,上ノ湯共同浴場を過ぎたバス回転場所の真向かいにある湯治旅館。 入口が自動ドアになっており,近代的かな?と思わせるがやはり湯治主体の旅館。混浴浴室が1つと,女性専用(その時はそうなっていた)浴室が1つある。今回は混浴浴室を利用させてもらった。分析表では4号泉を利用ということになっている。

 男女別の脱衣所があり入口は別だが中では繋がっている。左右対称に洗い場があり,まん中に湯口を備えた広めの浴槽がある。窓からの明かりが差し込み,浴室全体が明るい雰囲気になっている。お湯は鶯色を黄色っぽく明るくしたような透明で,窓の日差しと相まってキラキラしている。やや熱めのお湯はビリリと引き締まるような浴感があり,湯面からは土系の香りがする。肘折温泉ではありがちな感じがするお湯で特別感性を刺激するようなポイントはない。しかしながら体は正直で,ゆっくりゆっくりお湯を味わい長湯してしまった。
 この旅館,山奥にある石抱温泉を管理しており,受付に断ると石抱温泉も利用することが出来る。かなり山奥で歩いていくのは大変だが,せっかくここまで来たのであれば,ぜひ車でチャレンジして欲しい。

H19/6/16


 
こちらが混浴浴室。広めの浴槽に勢いよく注がれる源泉。  明るい浴室で雰囲気も明るいです。。