銀山温泉(Ginzan Spa)
施設名 御宿 やなだ屋 場 所 山形県尾花沢市銀山新畑 源泉名 協組2,3,6号源泉 泉 質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
温 度 63.8℃ pH 6.6 溶存成分総計 2,155mg/kg お湯の様子 無色透明、硫黄臭、適温、加水あり、かけ流し、弱タマゴ味 料 金 500円 営業時間 15:00〜18:00
銀山温泉で一際目を引く能登屋旅館の正面にあるこぢんまりとした旅館。昼の間はお湯を抜いて清掃し,ゆっくりお湯を貯めているため,午後3時から日帰り入浴を受け入れてくれる。今まで3回ほど清掃タイムにあたって日帰り入浴ができずにいたが,今回は15時半に訪れたのでOKだった。
入り口から入ってすぐの正面に男女別の浴室があり,小さな内湯が1つずつある。中に入ると小さな浴室の奥半分が浴槽になっており,茶色く変色したタイル浴槽にパイプ湯口からトポトポと熱めの源泉が注がれ,手前の一段下がったタイルの所からかけ流されている。浴室中に焦がし硫黄臭が広がり,あぁ,銀山だなぁと思えて幸せになれる。お湯はちょうど良い温度に調整されており,この日は42度ほどだった。無色透明のお湯だがしっかりとビリビリ感があり,湯面から香る硫黄臭が心地良いお湯だ。外は年末の銀山温泉を訪れる観光客で一杯なのに,静かに一人っきりでこのお湯を独占しているのは何とも不思議な感じがしてくる。30分ほどゆったりと浸かりこの宿を後にした。公衆浴場や有名旅館はいつも人でごった返しているが,やなだ屋のような小さめの旅館のお湯は落ち着いてゆったりお湯を味わえるので良い。
H21/12/30
小さな浴室にやや広めの浴槽が一つ。洗い場は2つです。 ちょろちょろ注がれる銀山の熱い源泉。 かけ流しスポットから洗い場を臨む。