銀山温泉(Ginzan Spa)
施設名 貸切浴場 おもかげ湯(旧上ノ湯共同浴場) 場 所 山形県尾花沢市銀山新畑 源泉名 協組2,3,6号源泉 泉 質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
温 度 63.8℃ pH 6.6 溶存成分総計 2,155mg/kg お湯の様子 うっすら白濁、硫黄臭、かけ流し、弱タマゴ味 料 金 2000円 営業時間 10:00〜17:00(要予約で50分貸切)
銀山温泉の奥にある地元民専用共同浴場上ノ湯だった場所を改装して,平成21年6月から観光客向けに貸切風呂としてオープンしたもの。おしんこけしで有名な土産物屋といとう屋旅館の間にあるこぢんまりとした建物。 いつもは何となく気にせず通り過ぎていた人たちも多いだろう。今は緑色の暖簾がさがっているのですぐにわかる。
利用するためには,温泉街の一番奥に進むとある「ちょろ松」という居酒屋へ予約を入れ,そこで料金を支払って鍵を開けてもらう。夕方5時以降は地元民専用浴場になるので気をつけよう。この浴場は,しろがね湯(旧亀の湯)のように建物が移転してまるっきり新しくなったのとは違い,以前からある建物をそのままリフォームした形になっているので,入り口や浴室内には,男女別の共同浴場時代の名残が各所に見られる。入ってすぐ左右に分かれる脱衣所は,今は左側のみを脱衣所として利用していて,右側はトイレにリフォームされている。浴室内の仕切りがあっただろう場所はセメントで加工されT字の修復後が残る。男女別だった仕切りを取っただけあり,広々とした浴室は10人くらい余裕で利用できる広さになっている。長方形の浴槽や床は以前のままで,壁を若干リフォームした感じだ。中央の巣箱型湯口からトプトプと熱めの源泉が注がれ,右側のかけ流しスポットからかけ流されている。前の貸切利用客が加水したためか,40度程度の温めのお湯になっていた。自分たちも利用の際は次の客のことを考えなければなあと考えさせ(せめて温くしすぎないようにするのが礼儀かしら?)られた。お湯は硫黄臭が香るピリッと熱めの源泉で,まさしく銀山温泉といった感じのお湯だ。
もし10人で利用するとしたら…,一人あたり160円とかなり安価になる。ここはグループや家族で利用する際にはとてもお得になる浴場だろう。H21/12/28
自分は利用しなかったのですが、温泉仲間が4人で利用しました。値段は若干上がり2000円になっていました。受け付けもちょろ松(しろがね湯の近くに移転)ではなく、カリーパン屋さんに変わっていました。今回のお湯は熱めでビリッとする温度でした。やはり銀山のお湯は熱くなきゃね♪
H21/12/2
長方形の浴槽は仕切りをとっぱらったため広々としている。 中央の湯口。注がせる量は少なめです。 脱衣箱の奥には昔の共同浴場時代の寄付名簿の板が…。