厳美渓温泉(Genbikei Spa    


施設名 渓泉の宿 渓泉閣
場 所 岩手県一関市厳美町南滝ノ上
源泉名 厳美渓温泉(渓泉の湯)
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)
温 度 41.0℃ pH 7.7 溶存成分総計 6,078mg/kg

(Na 2183mg, Cl 3401mg, HCO3 219mg, CO2 11mg)

お湯の様子 緑色濁り,塩味,石膏臭+消毒臭,循環利用,加温あり
料金 600円 営業時間 10:30〜15:00

 国道342号を栗駒方向へ進み,途中にある道の駅厳美渓から厳美渓方向を目指す。あとは看板に従ってくると2軒ある旅館が見えてくる。両方とも大規模旅館で,どちらも日帰り入浴を受け付けてくれる。ちなみに須川や真湯山荘などと共にスタンプラリーに参加しており,2000円を払ってスタンプ帳を使えば安い値段でハシゴ湯ができる(H18,8月現在)

 浴室は厳美渓に面した川側にある。窓の外には厳美渓が見える。晴天時だと,厳美渓のブルーが一際きれいに見える。ホテルの大規模チックな外観とは裏腹にこぢんまりした広さの浴室で天井が低い。木で造られた変形浴槽に緑色濁りの食塩泉が静かに注がれている。結構塩辛い湯で長湯するとノックアウトされそうなお湯だ。循環利用しているということなので浴槽内を探したが吸い込み口らしき痕跡が見あたらなかった。水面をよく観察してみると確かにお湯はオーバーフローしていない。どこかから吸い込んで循環していると思われる。循環こそしているが,お湯自体はしっかりした食塩泉で体が芯から温まる。この地区は芒硝泉が多いので,正直厳美渓温泉自体もそうだろうなと今まで勘違いしていた。一関無色透明お湯街道を湯巡りしていく際,ここは変化を付けるという点でとても良いお湯である。

H18/8/2


  
大規模なホテルの割にこぢんまりした浴室。    浴槽も湯口も木製で味わいがあります。   窓の外に広がる正真正銘の厳美渓。美しか景色です。